紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

チョコ天国

2006-02-14 21:23:34 | ファミリー

 バレンタインデーである。
 
 小学校5年生のKちゃんは、何日も前から「友チョコ」なるものを用意し、とにかく質より量とばかりに市販のチョコを二粒ずつ、ポリ袋!に入れて配り歩いた(らしい)。ちなみに「友チョコ」というのは、女の子同士の友達にプレゼントするチョコ。

 私が仕事から帰宅すると「いっぱい『友チョコ』もらったの。」見せてもらうと、そのほとんどが手作り(汗)。
 アーモンドや砕いたナッツなど何種類ものチョコを手作りする女の子らしいSちゃん。Kちゃんの頭文字をホワイトチョコで書いた芸の細かいMちゃん。手作りはお手の物でチョコクッキーを焼いてくれたmちゃん。生チョコにチャレンジして、一番美味しかったらしいHちゃん。女の子としての、力の入れ方が違う! 
 
 彼女は今日、某男の子にチョコのおねだりをされたらしい。「手作りのちょーだい!」と。実は彼女は自分の非常食!用に、おかーさん(=私)が昨日作った「手をかけるのは10分だけ!」というインスタントのチョコレートケーキを一切れ、かわいい袋に入れて学校に持っていっていたのだ。
それを「はい。5倍にして返してや!」と「舌きり雀」のおばあさんくらい欲深いことをいって渡したらしい。ヲイヲイ! 手作りには違いないがインスタントで、なおかつ彼が「作ってくれた」と想定している人が違うぞ。

 彼女は欲深い上、女の子としてのキャラは立っていないが、友達は女の子も男の子もいっぱいいるので、よしとしようか。

 さて、お兄ちゃんである。かっこいいオトコではない。しかし母親の私がいうのも何だが、どちらかといえば母性本能を刺激するルックスではある。
年々もらう数は減っているという自己申告だったが、「数は少ないけど、量は多いねん」。その中で最大のものを見せてもらった。妹がものすごくうらやましがっていた。

「3人で(共同購入して)1枚やて」というから「すごい!3人の女の子から一緒にもらえるなんて!」というと「ハーレムやな」と答えた。あまりに似合わない単語だったので、笑ってしまう。(たとえば藤原竜也が「ハーレムだね」というようなもんである。藤原竜也とは、かなり造形のランクが違うけど)

 ということで、ふたりの子どもたちが機嫌良く学校から帰って来たバレンタインの日でした。
今年の大目玉、巨大板チョコ。比較はちくま文庫です。なかなか義理堅く、本人が即日完食☝


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