紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

テレビに迄M

2009-08-03 22:54:00 | ファミリー
 最近元気のないH氏なので、元気になれるような番組を探して、チャンネルを回していた。

 最初に見たのが、NHKで視聴者の「もういちどみたい番組リクエスト」にお応えして、30年ほど前の番組、『若者のひろば』。矢沢永吉のトークの回だった。

 「ワタシ、これ30年前にみたかもしれん・・・」と一時懐かしそうにつぶやくも、別に矢沢の信奉者ではない彼は「やっぱり、つっぱんてんな、矢沢は。替えよ。・・・パンダのにしよ」

 矢沢永吉からパンダか~!? その推移のギャップに、内心大笑いだったが、それには突っ込まず。動物に対しては、チョー優しい人なのだ。人間より動物を信頼しているので、動物に癒される人なのだ。

 しかしその番組では、四川大地震のときのパンダ園?の映像(本物の当時の映像)が流れていた。恐浮フあまり木によじ上って、固まってしまうパンダ。それを何人もの飼育係の人たちが、木から引きはがすようにして救出していた。そこでもうすでに、動物の可哀想な場面にはチョー弱いH氏のココロの針は大きく振れていたのに、追い打ちをかけるように、大規模な土砂崩れに巻き込まれ、腰を抜かして動けなくなったパンダを救出する場面に移り変わった。ココロの針は振り切れた。

「替えよ・・・ええとBSは何やろ?・・・『南極物語』!?・・・嫌がらせか~!!」 タロとジロを南極に置き去りにするなんて、絶対許せん行為だと激怒していたH氏なので、論外な話なのだ。

 仕方が無いので、ハッピーエンドが約束された『水戸黄門』に落ち着く。ゲストの安達祐実が、光るひかる。悪公家役の中途半端な公家言葉に、笑う笑う。
 もっとも悠長な公家言葉のスローテンモヘ、時間内に収めなければならないドラマには、無理だったのだろうな。せっかく出番も台詞も意外に多い悪公家役だったのに、納得できる演技ができず無念だったろうな。

 しかし江戸時代は、公家世界と武家世界では司法(なのだろうか、水戸さまの沙汰って?)が違っているのって、初めて知った。悪公家氏が印籠をみて悠々と「帰ろ、帰ろ!」と平伏もせず、すたすたと歩いて行くではないか。もっとも、水戸さまは公家世界での身分も「大納言」という高い位だったので、結局平伏せざるをえなかったのだけど。

 でもなおかつ、一旦は平伏したかに見えた彼が、いきなり切り鰍ゥったりしたので、思わず『公家界では「暴れん坊将軍」なみの御威光なのか?』と驚いたりしていた。

 ということで、H氏のおかげで面白い回を見てしまった。

 この話を、このとき現場にいなかったKちゃんにしたら、またもや面白い会話になったのだが、長くなるので、それはまた明日にでも。

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