紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

ワタシのキャベツになにをする!?

2008-05-02 22:46:22 | 畑仕事
 おとといあたりから予兆はあったのだ。

 例のビニールハウスに雀が迷いこんでいたので、それを外に出してあげたとき、野菜の影からひらひらと紋白蝶が飛び立ったではないか! こいつだけは許せん! ハウスの外ならまだしも、ぬけぬけと寄りによってキャベツ近辺をうろつくとは! 現行犯で逮捕してやる!とばかりに、手直にあった魚用の網を手に蝶を追った。

 やっと捕まえて離れた場所に逃がしてやれば、今度は虎視眈々と巣づくりの場所を窺っている鳩の輩を発見。まったくどいつもこいつも油断がないったら。

 そうしてハウスに戻れば、またしても別の紋白蝶が!!

 不安にかられ、キャベツの葉裏を観察してみる。大丈夫、卵もついてない。よかった良かった。

 ところが今日になって、ふとキャベツの隣で立派に育ち、さあこれからお待ちかねの房つけていきまっせー!というところまでたどり着いたブロッコリーの葉に、小さな穴があいているではないか! 急いで葉裏を返せば、小指の先ほどもない生まれたての青虫が数匹、肉眼でやっと確認出来る卵まで発見してしまったのである! 

 ブロッコリーすべて(10個に満たないとはいえ)の総点検を開始する。あまりのショックで葉ごとむしり、屋外に除去する。中にはすでにサナギになってのんびり羽化を待っているもの、いまにもサナギになんなんとしているまるまると肥え太ったヤツまでいる。紋白蝶、ゆるすまじ!

 なんというフェイントだ! なんという姑息かつ狡猾な紋白蝶であろうか! ダイレクトにキャベツではなく、隣のブロッコリーに卵を産みつけるとは! なんと人間心理の裏をかいた紋白蝶作戦であろうか。

 でもまあ、キャベツは水際で無事だったし・・・と再度キャベツを点検すれば。

 ナメクジが幸せそうに朝ごはんの時間を過ごしているではないか! 

 こうして今年も「自然VS人間」の戦いの火ぶたが切って落とされたのである。 



 

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