昨夜、塾から帰宅したKちゃんが、「ちょっと耳のうしろとか喉が痛いんやけど」というので、耳鼻科にいかなくちゃというと「部活休めへんし・・・」と。
そこで私が実家より婚家に持って来た精鋭の本たちの中の1冊、『家庭の医学』をひもといてみた。分厚いがコンパクト。くすんだ黄色、もしくは黄色がかった黄土色の箱入りで、古ぼけて威厳に満ち満ちた(でもじっくりみると軽快でブリっ子をよそおっていたりするのだが)装丁に、Kちゃん、びびりまくる。
「おかーさん、それ、見た目だけでもホラーやな・・・」
「これはなー、おかーさんの子どものときの愛読書でなあ。読む本が無い時には、百科事典か『家庭の医学』読んでたなあ。これ、面白いんやけど、ページめくったらこわい絵とか、気持悪い画とかあってなー。そのうえ、自分がだんだん、重大な病気にあてはまる気がして来てなあ、どんどん心配になってきてなあ。おかーさんにとっては、ほんまにホラーやった。でも、面白くて、読むの止められへんねんなあ」
「ええ~~?? そんな浮サうな本、どこが面白いの~?」といいつつ『家庭の医学』を読み始めるKちゃん。ほどなく、びびりつつ没頭する(笑)
昭和40年代に、こっそりと子どもに読まれていた『家庭の医学』は、平成の世に(医学的には時代遅れながら)ふたたび14歳の少女へと手渡されたのであった。母から娘への、あまりうるわしくない、かつマニアックな!?継承である。
昭和38年に三版を重ね、時事通信社より発行された「改訂新版 家庭の医学」は、臓器の簡略なイラストが豊富で、骨格図も筋肉人体図もラストにしっかり組入れられ、読み出すと止められなくなります。ほんとに。
そこで私が実家より婚家に持って来た精鋭の本たちの中の1冊、『家庭の医学』をひもといてみた。分厚いがコンパクト。くすんだ黄色、もしくは黄色がかった黄土色の箱入りで、古ぼけて威厳に満ち満ちた(でもじっくりみると軽快でブリっ子をよそおっていたりするのだが)装丁に、Kちゃん、びびりまくる。
「おかーさん、それ、見た目だけでもホラーやな・・・」
「これはなー、おかーさんの子どものときの愛読書でなあ。読む本が無い時には、百科事典か『家庭の医学』読んでたなあ。これ、面白いんやけど、ページめくったらこわい絵とか、気持悪い画とかあってなー。そのうえ、自分がだんだん、重大な病気にあてはまる気がして来てなあ、どんどん心配になってきてなあ。おかーさんにとっては、ほんまにホラーやった。でも、面白くて、読むの止められへんねんなあ」
「ええ~~?? そんな浮サうな本、どこが面白いの~?」といいつつ『家庭の医学』を読み始めるKちゃん。ほどなく、びびりつつ没頭する(笑)
昭和40年代に、こっそりと子どもに読まれていた『家庭の医学』は、平成の世に(医学的には時代遅れながら)ふたたび14歳の少女へと手渡されたのであった。母から娘への、あまりうるわしくない、かつマニアックな!?継承である。
昭和38年に三版を重ね、時事通信社より発行された「改訂新版 家庭の医学」は、臓器の簡略なイラストが豊富で、骨格図も筋肉人体図もラストにしっかり組入れられ、読み出すと止められなくなります。ほんとに。
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