サイドスローの小学生

2019年03月03日 06時31分00秒 | 少年野球

先日、ネットで面白い記事を見つけました。

水曜日のダウンタウンの7月18日放送の『少年野球でサブマリンのピッチャー 親の意向が100%説』です。
水曜日のダウンタウンはたまに見てます(ほとんどクロちゃんネタですかね)が、今回のは見逃してました。

番組としたは、まず小学生でアンダースローの選手を探すことからのようです。
なかなか居ないようですね。(当然といえば当然の結果ですが)

川崎市の河川敷の小学生にもインタビューしてます。
そのインタビュー回答で、小学生が言っていた事
「球速が遅い」
「肩や肘を壊す」
「モーションが大きいので盗塁されやすい」
今の小学生は立派ですね。本当に指導者の方がしっかり教育されていると思います。

で、この後も追跡調査を続けて、大阪に該当する小学生発見!
アンダースローではなく、サイドスローでしたが。

その内容はがこちら

その小学生にインタビューしてみて、どうも自分の意志ではなく監督からの要望?っぽいことを言ってます。(監督は否定してますが)




そして、ここからが重要です。
仮にそのピッチャーがアンダースローでコントロールがよくても、絶対 小学生ではアンダー(サイド)スローは投げては駄目です。
だから監督は、選手の将来の事も考えてアドバイスや技術指導をしなくてはいけません。
また、自分から「アンダースローで投げたい!」と言っても、断固として反対するくらいの、強い意見を言わなくてはいけません。
決して、今のチームが勝つためだけで考えては駄目です。

アンダー(サイド)スローで投げる小学生の体への負担はオーバースローの比ではありません。
まだ体ができていない小学生に、下から投げさせるのは、変化球を投げさせるのとたいして変わりません。
次に、成長線(これはチコちゃんに叱られるで放送されてましたね)は、その間 まちがいなく閉じてしまいます。
高校やプロで転向させるのはよく見られますが、あれは投手としての完成度を上げる為で、単純な球速やキレ等の成長度は止まっています。
ごく稀にそこから劇変する投手もいますが、ほとんどがそういった面の成長を今後望めなくなってからチャレンジしています。

ここがその選手の最終地点ならまだしも、これからも野球を続けていくのであれば、上投げからでもストライクを取れるような投球を教えてあげた方が良いと思います。
将来大化けして、メジャーリーグデビューするかもしれませんよ。