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我が家に戻ってきた。
今回の旅は…いや、今回の旅も、行き帰りともに寝台特急を利用した。
やはり寝台特急は新幹線とくらべても遥かにすばらしい。
我輩としては新幹線などできれば使いたくないというほどにお気に入りである。
なぜか?
まずワクワク感。
本来は誰しもが新幹線でもそれを味わったはずのものだ。
だが。
いつしかそれを失ってしまった。
なぜか?
我々は
「お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」
と問うのと同じくらい新幹線を利用してきたからだ。
それは新幹線が交通手段として大変優れていることの証明でもある。
しかし我々はそれに慣れすぎてしまい、新幹線に乗るということだけではもはや感動できないでいる。
ならば!
新幹線を超越する感動をあたえてくれる列車に乗ればいいだけのことだ!!
その列車とは?
それこそが寝台特急なのである。
諸君らは寝台特急に乗ったことがあるか?
ほとんどの人は無いと答える。
ならば必ずワクワク感を味わえる。
帰省に毎年利用している我輩すら未だにワクワク感するのだから、はじめて乗るあなたの体験はきっと格別なものになるはずだ。
では、なぜほとんどの人は寝台特急に乗ったことが無いのか?
そもそも寝台特急に乗って行ける先に用事が無いということもある。
しかしそれだけではない。
ふつうの人は寝台特急という選択肢を思いつかないのだ。
だいたい高松出身のヤツだって東京~高松間の寝台特急があることを知らんかったくらいなのだ。
寝台特急を利用できる先に用事がありながら使おうと思ったこともないのは人生において損失である。
寝台特急のすばらしさにはもう1つある。
それは、ベッドで寝ていられるということである。
そんなのあたりまえじゃないかと言うかもしれない。
だが考えてみたまえ。
新幹線はベッドではない。
東京~広島間なら、座ったまま4時間もすごさなければならないのだぞ?
これはけっこう苦痛なことだ。
寝台特急はどうか?
乗る前にどっかでビールとつまみでも買っておき、2階の車窓から
「世間の民は今から帰宅とはご苦労なことよのう…」
とでも口走りながら備えつけの浴衣を着て酒飲んでひっくり返っていればあっという間に目的地に着く。
おまけにサンライズ出雲/サンライズ瀬戸などではB寝台の料金で個室になるからなお楽だ。
時間は新幹線の倍以上かかる。
だが新幹線のような窮屈さは全くない。
だいたいほとんどの時間は寝てるだけなんだから窮屈だと感じようもない。
おまけに費用も新幹線よりちょっと高いくらいで済む。
場合によっては旅先で宿を取ることを考えればむしろ安上がりにもなりうる。
さあ行こう!
寝台特急の旅へ!!
追伸:
寝台特急の話をすると、人によって評価がきっぱりと別れる。
1つは、
「俺、寝台特急に乗ったことないんだよね。どんな感じなん?」
とちょっぴり自分も乗ってみたそうなヤツ。
もう1つは、
「新幹線より高い金出して倍以上も時間かかるなんてありえんwww なんでホテルに泊まらないんだよwww」
と良さを理解できないヤツ。
ごく稀にあるのが
「俺、寝台だと寝れないんだ…」
と悪夢を思い出すヤツ。
人それぞれ。