ロシア語の独習用に教材のレビューといきたい。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784046026347
語学●入門の入門シリーズ
カラー版 ロシア語が面白いほど身につく本 (カラー版)
中野 久夫/ヴィソーチン,オレグ【著】〈Vysochin,Oleg〉
価格 ¥1,620(本体¥1,500)
KADOKAWA(2011/07発売)
とても簡単。
まずこれを買おうといってもいいくらい。
慣れたら数時間で1周できる。
まあ逆にいうと、中身はその程度しかないともいえる。
これ、人から借りて一瞬使っただけなので、CDの内容までは確認していない。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784384053296
ゼロから始めるロシア語
長野 俊一【著】
価格 ¥2,808(本体¥2,600)
三修社(2005/08発売)
我輩が最初に買った本。
上記「ロシア語が面白いほど身につく本」より難易度はだいぶ高くなるが、最初に買っても読破できるようにできている。
付属のCDは、とてもゆっくりなところから、章を進めればわずかずつ早くなっていくスタイルで、何度も聞いていればなんとかついていけるようになっている。
おっさん声なのが残念だが、発音はとても聞き取りやすい。
ただね。
説明文が簡潔すぎて意味がわからなくてググってようやく理解したとか、
ひどいところになると説明がなく例文を読んで感じろ的なところとか、
あとで文法を調べようとして開いても検索しにくいとか、
若干不十分に思うところはなくはない。
総体としては、かなりよい本だと感じる。
大変オススメ。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784434193910
移動中でもMP3で聞ける!実用ロシア語単語集
松下 則子【著】
価格 ¥1,620(本体¥1,500)
TLS出版社(2014/09発売)
買ったけどほとんど使っていない。
無味乾燥な単語表を1ページ目から馬鹿正直に暗記していくなんていう修行僧のようなマネなどやってられねえというところ。
CDが付属しているが、CDの内容までは確認していない。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784533074776
絵を見て話せるタビトモ会話
ロシア―ロシア語+日本語・英語
玖保 キリコ【漫画】/オオイシ チエ【イラスト】
価格 ¥1,728(本体¥1,600)
JTBパブリッシング(2009/04発売)
基本的にほぼ単語帳だが、ちょっと旅行にというユースケースに特化した内容になっている。
この本はコラムがたくさんあり、多少読み物としての持ち味も有している。
だが、そのコラムの真偽性がビミョー。
ロシア人に聞いたら、
「ん? あー! 昔そんなのあった!」
とか
「そんなの知らない」
とか言われるし、
実際ロシアに行ってみてもコラムの内容とは違っていたし、
ロシアのコラムではなくてソビエトのコラムなんじゃないかという感じ。
あんまり使っていない。
CDは付属していない。
値段は若干安めだが、CDは付属していないことを鑑みるとむしろ割高の可能性……。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784876153060
日常ロシア語会話ネイティブ表現 - 3パターンで決める
大山麻稀子/須藤アレキサンドラ
価格 ¥2,376(本体¥2,200)
語研(2015/12発売)
上記「ゼロから始めるロシア語」の次に買うとよい。
文法書ではないので文法の解説はほとんどないが、動詞の不定形も記してくれているなど、文法書ではないことを考えれば大変丁寧に作られている。
付属のCDは「ゼロから始めるロシア語」を読破している人間なら何度も聞いていればギリギリついていける程度の会話速度。
発音も同様に明瞭で聞き取りやすい。
大変オススメ。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784327394264
CDブック
気持ちが伝わる!ロシア語リアルフレーズBOOK
チローノフ,セルゲイ/吉岡 ゆき【著】
価格 ¥2,052(本体¥1,900)
研究社(2013/02発売)
白黒だが値段のわりに例文盛りだくさん。
日常会話でだけ使うような言い回しを中心に取り上げているので、ちょっとだけ王道から外れた内容。
だがむしろそこがこの本の持ち味ともいえる。
これ、ネイティブ会話速度で、絶望するほど超速い。
最後のほうの章だけ出版社公式webサイトから音声をダウンロードできるようになっているので、それで絶望するか耐えられるか確認してから買ってもいいかもしれない。
そしてこの本の例文にはカタカナの読みはついていない。
まあこれは不親切だという解釈ではなく、これくらい超速いヒヤリングに挑戦しようという人にとってはカタカナの読みなどむしろ邪魔という判断に違いない。
決して内容がひどいわけではないが、買うのは後回しにしよう。
我輩もしばらく放置。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784140395806
CDブック
こんなとき、どう言う?ロシア語表現力トレーニング
貝沢哉
価格 ¥2,160(本体¥2,000)
NHK出版(2016/01発売)
他の本とは異なり、CDの例文は日本語でまず話し、そのあとロシア語で話す。
つまり、日本語の例文を聞いてそれの対訳を考えろという使いかたを想定したものと思われる。
だからヒヤリング用としては、不適切というほどではないが、ベストではない。
そもそもヒヤリング用としては内容が薄い気がする。
音声のスピードや文法の難易度としては「日常ロシア語会話ネイティブ表現」と同じくらい。
しかし解説の文章量はそこそこあるものの、解説の親切さでは「日常ロシア語会話ネイティブ表現」のほうが上。
また。
この本の例文が個人的には嫌い。
非武装平和主義者な左巻きの登場人物がそこかしこに出てきて政治的な話をするところが嫌い。
著者の「うむ、今日もいい例文を作れたな」とでもドヤ顔して書いたのだろうがね。
そしてそう思いながら聞いていると、音声もそこはかとなく厭味ったらしさや投げやり感を含んで発音しているかのような例文が散見されるという……。
非推奨とする。
http://www.naukapub.jp/pdf_files/mestoimeniia.pdf
ロシア語表現辞典―疑問詞・代名詞・繰り返し構文・小詞の用法 付・間投詞/擬声語/擬態語
狩野 昊子/アキーシナ,A./パヴレンコ,G.【著】
ナウカ出版(2009/04発売)
¥2,800
訳し難いヘンテコリンな表現に特化した辞書、というか解説本。
使ってない。
だが、こんな本は2つとないはずで、とりあえず買って本棚に寝かしておくのでもいいかと思って買った。
CDなし。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784434150722
男と女のロシア語会話術―学校では教えてくれない!
ダリア,マフニョワ【著】
価格 ¥1,836(本体¥1,700)
TLS出版社(2010/12発売)
これ、ネイティブ会話速度で超速いが、だいたい短文なので何とかなる。
カタカナ読みは併記してあるのに例文にアクセント記号がついていないので、人によってはかなり読みづらいかと思われる。
なぜか日本語訳のほかに英語訳も併記されているが、それ以外の解説が全くないため、単語を見て不定形の想像がつくくらいの文法の知識がないと読破は難しい。
それから、意味としては正しい日本語訳だが、直訳からは大幅に外れているので、ある程度は辞書でもひきながら直訳は何なのかとチェックしながら進める必要も出てくる。
それが嫌なら買わないほうがいい。
文法的に難解なものはほとんどないが、その反面、他で見たことないような単語が多数でてくる。
それもそのはず、特定の事柄に特化した本なわけだし、そこがこの本の持ち味だ。
発音の明瞭度では他に一歩ゆずる。
ただ、一般人のネイティブ発音を聞き取ろうとするならこの程度何とかしなければということでもあり、必ずしもだからダメというわけではないと思う。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784140351420
NHK出版 これならわかるロシア語文法―入門から上級まで
匹田 剛【著】
価格 ¥3,780(本体¥3,500)
NHK出版(2016/02発売)
CDついてないにもかかわらずこの値段だが、それに見合った物量はある。
表紙には入門からと書いてあるが、入門ではない。
後ろのほうで解説する文法を何の説明もなく前のほうで使うなど、入門書としてあつかうには不適切である。
とありあえず「ゼロから始めるロシア語」を読破できた人なら買っても大丈夫。
この本は「男と女のロシア語会話術」とは逆のパターンで、カタカナ読みなし、アクセント記号ありとなっている。
前述「ロシア語表現力トレーニング」とおなじNHK出版のくせに、こちらは例文はマトモだった。
NHK出版ならどれ買っても腐ってるというわけではないようだ。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784046026347
語学●入門の入門シリーズ
カラー版 ロシア語が面白いほど身につく本 (カラー版)
中野 久夫/ヴィソーチン,オレグ【著】〈Vysochin,Oleg〉
価格 ¥1,620(本体¥1,500)
KADOKAWA(2011/07発売)
とても簡単。
まずこれを買おうといってもいいくらい。
慣れたら数時間で1周できる。
まあ逆にいうと、中身はその程度しかないともいえる。
これ、人から借りて一瞬使っただけなので、CDの内容までは確認していない。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784384053296
ゼロから始めるロシア語
長野 俊一【著】
価格 ¥2,808(本体¥2,600)
三修社(2005/08発売)
我輩が最初に買った本。
上記「ロシア語が面白いほど身につく本」より難易度はだいぶ高くなるが、最初に買っても読破できるようにできている。
付属のCDは、とてもゆっくりなところから、章を進めればわずかずつ早くなっていくスタイルで、何度も聞いていればなんとかついていけるようになっている。
おっさん声なのが残念だが、発音はとても聞き取りやすい。
ただね。
説明文が簡潔すぎて意味がわからなくてググってようやく理解したとか、
ひどいところになると説明がなく例文を読んで感じろ的なところとか、
あとで文法を調べようとして開いても検索しにくいとか、
若干不十分に思うところはなくはない。
総体としては、かなりよい本だと感じる。
大変オススメ。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784434193910
移動中でもMP3で聞ける!実用ロシア語単語集
松下 則子【著】
価格 ¥1,620(本体¥1,500)
TLS出版社(2014/09発売)
買ったけどほとんど使っていない。
無味乾燥な単語表を1ページ目から馬鹿正直に暗記していくなんていう修行僧のようなマネなどやってられねえというところ。
CDが付属しているが、CDの内容までは確認していない。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784533074776
絵を見て話せるタビトモ会話
ロシア―ロシア語+日本語・英語
玖保 キリコ【漫画】/オオイシ チエ【イラスト】
価格 ¥1,728(本体¥1,600)
JTBパブリッシング(2009/04発売)
基本的にほぼ単語帳だが、ちょっと旅行にというユースケースに特化した内容になっている。
この本はコラムがたくさんあり、多少読み物としての持ち味も有している。
だが、そのコラムの真偽性がビミョー。
ロシア人に聞いたら、
「ん? あー! 昔そんなのあった!」
とか
「そんなの知らない」
とか言われるし、
実際ロシアに行ってみてもコラムの内容とは違っていたし、
ロシアのコラムではなくてソビエトのコラムなんじゃないかという感じ。
あんまり使っていない。
CDは付属していない。
値段は若干安めだが、CDは付属していないことを鑑みるとむしろ割高の可能性……。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784876153060
日常ロシア語会話ネイティブ表現 - 3パターンで決める
大山麻稀子/須藤アレキサンドラ
価格 ¥2,376(本体¥2,200)
語研(2015/12発売)
上記「ゼロから始めるロシア語」の次に買うとよい。
文法書ではないので文法の解説はほとんどないが、動詞の不定形も記してくれているなど、文法書ではないことを考えれば大変丁寧に作られている。
付属のCDは「ゼロから始めるロシア語」を読破している人間なら何度も聞いていればギリギリついていける程度の会話速度。
発音も同様に明瞭で聞き取りやすい。
大変オススメ。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784327394264
CDブック
気持ちが伝わる!ロシア語リアルフレーズBOOK
チローノフ,セルゲイ/吉岡 ゆき【著】
価格 ¥2,052(本体¥1,900)
研究社(2013/02発売)
白黒だが値段のわりに例文盛りだくさん。
日常会話でだけ使うような言い回しを中心に取り上げているので、ちょっとだけ王道から外れた内容。
だがむしろそこがこの本の持ち味ともいえる。
これ、ネイティブ会話速度で、絶望するほど超速い。
最後のほうの章だけ出版社公式webサイトから音声をダウンロードできるようになっているので、それで絶望するか耐えられるか確認してから買ってもいいかもしれない。
そしてこの本の例文にはカタカナの読みはついていない。
まあこれは不親切だという解釈ではなく、これくらい超速いヒヤリングに挑戦しようという人にとってはカタカナの読みなどむしろ邪魔という判断に違いない。
決して内容がひどいわけではないが、買うのは後回しにしよう。
我輩もしばらく放置。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784140395806
CDブック
こんなとき、どう言う?ロシア語表現力トレーニング
貝沢哉
価格 ¥2,160(本体¥2,000)
NHK出版(2016/01発売)
他の本とは異なり、CDの例文は日本語でまず話し、そのあとロシア語で話す。
つまり、日本語の例文を聞いてそれの対訳を考えろという使いかたを想定したものと思われる。
だからヒヤリング用としては、不適切というほどではないが、ベストではない。
そもそもヒヤリング用としては内容が薄い気がする。
音声のスピードや文法の難易度としては「日常ロシア語会話ネイティブ表現」と同じくらい。
しかし解説の文章量はそこそこあるものの、解説の親切さでは「日常ロシア語会話ネイティブ表現」のほうが上。
また。
この本の例文が個人的には嫌い。
非武装平和主義者な左巻きの登場人物がそこかしこに出てきて政治的な話をするところが嫌い。
著者の「うむ、今日もいい例文を作れたな」とでもドヤ顔して書いたのだろうがね。
そしてそう思いながら聞いていると、音声もそこはかとなく厭味ったらしさや投げやり感を含んで発音しているかのような例文が散見されるという……。
非推奨とする。
http://www.naukapub.jp/pdf_files/mestoimeniia.pdf
ロシア語表現辞典―疑問詞・代名詞・繰り返し構文・小詞の用法 付・間投詞/擬声語/擬態語
狩野 昊子/アキーシナ,A./パヴレンコ,G.【著】
ナウカ出版(2009/04発売)
¥2,800
訳し難いヘンテコリンな表現に特化した辞書、というか解説本。
使ってない。
だが、こんな本は2つとないはずで、とりあえず買って本棚に寝かしておくのでもいいかと思って買った。
CDなし。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784434150722
男と女のロシア語会話術―学校では教えてくれない!
ダリア,マフニョワ【著】
価格 ¥1,836(本体¥1,700)
TLS出版社(2010/12発売)
これ、ネイティブ会話速度で超速いが、だいたい短文なので何とかなる。
カタカナ読みは併記してあるのに例文にアクセント記号がついていないので、人によってはかなり読みづらいかと思われる。
なぜか日本語訳のほかに英語訳も併記されているが、それ以外の解説が全くないため、単語を見て不定形の想像がつくくらいの文法の知識がないと読破は難しい。
それから、意味としては正しい日本語訳だが、直訳からは大幅に外れているので、ある程度は辞書でもひきながら直訳は何なのかとチェックしながら進める必要も出てくる。
それが嫌なら買わないほうがいい。
文法的に難解なものはほとんどないが、その反面、他で見たことないような単語が多数でてくる。
それもそのはず、特定の事柄に特化した本なわけだし、そこがこの本の持ち味だ。
発音の明瞭度では他に一歩ゆずる。
ただ、一般人のネイティブ発音を聞き取ろうとするならこの程度何とかしなければということでもあり、必ずしもだからダメというわけではないと思う。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784140351420
NHK出版 これならわかるロシア語文法―入門から上級まで
匹田 剛【著】
価格 ¥3,780(本体¥3,500)
NHK出版(2016/02発売)
CDついてないにもかかわらずこの値段だが、それに見合った物量はある。
表紙には入門からと書いてあるが、入門ではない。
後ろのほうで解説する文法を何の説明もなく前のほうで使うなど、入門書としてあつかうには不適切である。
とありあえず「ゼロから始めるロシア語」を読破できた人なら買っても大丈夫。
この本は「男と女のロシア語会話術」とは逆のパターンで、カタカナ読みなし、アクセント記号ありとなっている。
前述「ロシア語表現力トレーニング」とおなじNHK出版のくせに、こちらは例文はマトモだった。
NHK出版ならどれ買っても腐ってるというわけではないようだ。