教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

ておくれPありがとう!

2009-12-11 00:07:48 | オタネタ全般
アイマスクエストⅣ 閣下列伝シリーズ が中止となった。

作者のておくれPによると
「リアル環境の変化」
ということらしい。

実に無念だ。
わたしのニコ動を見る動機の半分はアイマスクエストだったかもしれないのだ。



ておくれP(・ω・`) さんの公開マイリスト
http://www.nicovideo.jp/mylist/3034717

このシリーズ、↑このリストからキャラ人気ランキングを除いた動画本数は126本になる。
本人曰く
「1時間で1分の動画を作るのを目標にしてたりします」(※1)
という。
126本の動画の合計時間を60倍すると製作時間になる。
仮に1日8時間ほど作業できたとすると、製作時間を8で割れば製作日数になる。

その合計はなんと0.4年分。
連載期間は2年なので、その間の20%は動画を作るのに費やしたことになる。

これは尋常ではない。
無報酬な単なる趣味でしかないにもかかわらず、普段の生活は別にあるにもかかわらず、クリエイティブな作業をこれほどの集中力で維持するのは並大抵のことではない。

これは映画鑑賞や読書のようなパッシブな趣味ならば、ふだんの生活をほおっておけるならば、これだけの時間をかけても集中力は持続するかもしれない。
しかし、(コピーでないモノを)自分で創りあげるというアクティブな作業は意外に消耗する。
見て楽しむのと創って楽しむのでは何から何まで全然違う。
これは自分で何かを作ってみた経験がある人でないとわからないかもしれない。

だからこそ思う。
この集中力は驚異的なのだ。



この作品の元ネタはドラクエIVだ。
しかもファミコン版のドラクエIV。

ふつうに考えれば作者は大学生でも若すぎる。
そう考えれば、作者ておくれPの人生を削って我々に動画を提供してくれていたとしか考えられない。

ておくれPはニコマスでは最も有名な紳士の1人なのは間違いない。
とはいえ、ニコマス投稿というものはリアルの世界では誰にも評価されないかもしれない。
ておくれPは恐らくそれを知りつつもニコマス投稿に人生をかけて挑んだ。

そんな彼は輝いて見える。
我々二次元に住まう者たちの英雄だ。

彼は素晴らしい仕事をなした。
もう続きは更新されないかもしれない。
しかし、アイマスを愛する我々の心にはいつまでも残る。
我々が歳をとり、ふとした拍子にアイマスを思い出したとき、ておくれPのなした偉業をもまた思い出して懐かしむのだ。



【※1】
アイマスクエストⅣ キャラ人気ランキング 第七章(2/4)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8920223
5:37 / 11:02


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