実に久方ぶりに東京湾のマダイを求めて、我が碧丸出すこと出来ました。ここ一カ月ほどは週末のたんびに春の嵐でしたからね、ワタクシ同様釣りに行くことままならず、悶絶しながらこの日を待っていたボート・アングラー大勢いたことでしょうや。
真鯛と言えば各釣り雑誌では「東京湾は春の乗っ込みマダイ」がどうのと、ずい分ふるっておりますが・・・さて今回、私と3人のタイラバチャレンジーを乗せた碧丸の釣果、はたしていかに?
う~ん久方ぶりのタイラバ・・・そして潮の匂い
みんなして「釣りは最高だ!」「ようし今日は一人5枚は上げようぜ!」などと口走り、気分上々のお気楽メンバー期待に胸膨らませての第一投目・・・沈黙。
まだ余裕余裕と二流し目・・・これまた沈黙。
ポイント大きく移動して浦賀水道航路際、実績◎ポイントを攻めるも・・・まさかまさかの沈黙。
あの間を抜けろって?・・・無理っす
その後もあちこち移動して探るも、ことごとくアタリ無し・・・完全沈黙。うぎゃー、これはまずいパターンでは。
しかしマダイの乗っ込みって、いったいドコの話なのでしょうか?この海の底はまるで「竜宮城」のようになっていて、あの赤いやつが派手にたくさん舞い踊っていると、この空気頭勝手に想像していたのでありますが、とんだ見当違いだったかしら。
しばしどうしたものかと虚空を睨めつけていた私よし一つここは今までとは違うポイントで勝負してみっか
時はAM11:00、一路浦賀水道を横切って航路反対側へ。そしてさらに南下することしばし・・・ここのポイントは以前「blue blood氏」から大まかに教えて頂いたのですが、一回ためしただけでそれ以上開拓することなく、私の中では「保留」されていた海域なのでした。
なぜかと言うとですね、漁師があちこちに刺し網を仕掛けているからなのですよ。縦に入っているのか横なのかそう適当に流してタイラバ投入するわけにはいかない、こちらの仕掛けロストしまくりの事態になるからです。
だけど今回はそうも言っていられないので、なるべくその刺し網を避けるべく計算して、そして霊感ヤマ感をフルに働かせて流してみれば・・・これが大正解
田辺氏の真鯛は2.5kgありました
最初の一投目でこの私にいきなりのアタリ、そしてヒット鯛飯サイズではありましたが、本命いることが分かった貴重な一枚となりましたね。
その後すぐにターン・バックして再度同ライン流してみると、船橋から参戦の田辺氏に塩焼きサイズが即ヒットうはは、良い良い。彼はこの後ビール片手に半分居眠りしつつも、この日最大になる2.5kgの本命を仕留めたのでありました。
茨城県から参戦の「のんきさん」も、このポイントで6度目のアタリを何とかものにして、辛くも本命GETすることに成功。
しかしアタリ6回目とは・・・道のり長かったですな、ぶふっ。
上げてみて皆ビックリなんと正体は銀ピカのタチウオでありました彼は後に、またまたタチウオをヒットさせたのですが、これはラインカットされて無念のバラシ。
タチもマダイも、こんなところに移動していたとはね・・・うふふのふ。
のんきさんと、帰りがけ今回の羽鳥氏の話でたのですが、彼だけアタリが無かったのはこのリールのせいではと?
よくよく聞けばこのステラ、ハイギア仕様なのですね。ですから巻き巻きするスピートがいつもよりも早くて、それでこの羽鳥氏だけアタラかったのではと・・・まっあくまでも憶測なのですが、今度一緒に釣りに行くさいは、そこんとこ説明して上げようと思います。
そうそう私ことこの空気頭船長の釣果は本命マダイが3枚、そしてホウボウ&イトヨリが各一本づつでした。
うははは!突発的遠征調査便でしたが、今回は得るもの大きい釣行となりましたよ。ここしばらくは同ポイントでタイラバ楽しめそうです。
来週末もこのポイント試してみて、この釣果がまぐれではなかったと言えるか?引き続き調査してみたいと思います。
それでは、さらばさらば!