そんなノイローゼ作業の合間、お昼休みのひと時、事務所で昼飯食うのも何だか味気ないと思い、買い置きのカップ麺にお湯を注いでそのまま車に飛び乗り、木更津港へ。
せめて海でも眺めながら、ちょんの間でもよいから、このくたびれた体と精神をリフレッシュしたいと思い立ったわけであります。それと港で今現在どんな魚が釣れているかの確認もあったのでね。
しかし最初にめざした木更津公共埠頭は砂利運搬船が接岸しており、しかも作業真っ只中
これはのんびり飯どころではないとUターンし、今度は木更津マリーナ先に架かる赤い大橋のたもとに陣取り、目の前の木材港を眺めながらやおら優雅にお食事開始!
上記の写真、お分かりか?箸を忘れたので、そのへんに立枯れていた「セイタカアワダチソウ」を適当な長さに折り取って代用しました・・・んっ?優雅では無いわなカップ麺だし。
しかし土曜の昼間だというのに、天気この上もなく晴れ渡っているというのに、わたくし以外誰一人いないとは絶好の釣り日和であるのに、もったいないコトよの~。
だがこのポイント独り占めといった感じもするし、これはこれで良いのかも・・・うはははやはり優雅じゃ~ブラボーじゃ~
話変わるが、このマリーナ前に広がる貯木場の先には、木材タンカーが接岸するためのバースがいくつかあります。実はワタクシ、まだボート手に入れる前、このバースに「ゴムボート」にて上陸しようと試みたことがあるのですよ。
当時は木更津周辺の陸っぱりから、色々な魚を狙っていたのですが、いつごろからかこのバースに上陸して夜釣りをしてみたいと痛切に思うようになって、安物の¥3000円ぐらいの一人乗り用のゴムボートを購入そしていざ決行・・・となるはずでしたが、なぜかその時になると、雑多な用事が入って中止となったのでした。
無理すれば決行出来たのだが、そういう時は気がのらなくて・・・いま思い返せば、何かこう感のようなモノが働いて「お預け」となったのかもしれませんね。
そういえば数年前、夜このバースにプレジャーボートで上陸したのだが、強風でもやっていたロープがほどけ「流されたボート」を泳いで回収しようとしたのだが、あえなく溺死してしまったという、痛ましい事故がありましたな。
自分はその翌々朝、木更津沖に釣りに行くその途中、顔見知りのボート屋の親父さんが、その件のボートを曳航しているのにたまたま出くわし「自分も手をかそうか?」と、声をかけたのを覚えております。
結局「大丈夫だ」ということで、そのまま見送ることになったのですが、その主のいなくなったボートが、ふらふらと曳航されてゆくさまは、どうにも哀れをもよおす一枚の風景として、今だこの目に焼き付いているのだよ。
・・・ゴムボート上陸作戦は決行されなくて、あれはあれでよかったか?と、物思いにふけりながらカップ麺を頬張っていたところに、突然の電話が一瞬ムッとしながら着信画面を確認すると、おぉっタイキラー高橋氏からでした!
高橋氏 もしかして木材港にいる?
よくよく話を聞いてみれば、およそ直線距離で300mほど先にてハゼ釣りをしているとのこと。自分は会社の車で来ていたので、遠くからでもソレとわかったのですね。
うははは!お互いこんな近いところにいたとはね。
実は木更津埠頭に向かっているさい、彼の車が木材置場近くの路肩に止まっていたのに気付いてはいたのですが、昼飯どきなので、そのまま声かけずにいたのですよ。
しかしまさかハゼ釣り真っ最中とは思いませなんだ。
ちょうど私に電話かける前ぐらいから「時合」に入ったとかで、わたくしの見ている前で「ひょいひょい」と掛けて見せてくれましたよ。
当然自分も黙って見ていられるわけはなく、彼の竿を借りて今年初となるハゼ釣りを
・・・ツンときた後はしばらくアタリ無し。まだそれほど活性上がってはいないようですなのでちょいと喰いこましてアワてみるとうははは、天ぷらには丁度よいサイズが釣れました。
ほんとはこのまま釣りに没頭したいところなのですが、私には午後の棚卸作業がひかえているので、ここは泣く泣く会社に戻ることに
だけど、そう時間にしてみれば40分ほどの「お昼休みのひと時」ではあったのだが、気分大いにリフレッシュ出来たと言う次第!思えば、帰りの車の中では鼻歌まじりだったものな。
会社に戻ってみれば、同僚の何人かはまるで「傷ついた犬」のような態で、デスクの上に突っ伏していたよ、いやはやみなして鬱病にかかる日も近いかもね、ぶふっ!
さて明日の日曜日は、ちと風が気になるのだが、横須賀沖にてタイラバ便が決定しております。メンバーは沢辺プロ率いる「つる&まさみ君」ジギングコンビが乗船予定!
沢辺氏の話だと、どうやらこのコンビ達、新たに専用ロッドを購入してしまったとか・・・うははは、やる気だね
3度目のチャレンジで、見事本命上げること出来るのか?はたしてニューロッドに入魂できるのか?うふふ、明日が楽しみですね。
それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!