木更津あだ波団

碧丸とゆかいな仲間達!

東京湾上から 緊急救助要請をうける!

2016年03月31日 18時29分32秒 | 釣り
2016年3月27日 日曜日 中潮



先日は東京でソメイヨシノの開花宣言がなされ、それも平均より5日も早いと聞きおよび「おぉっ、これは花見が楽しみだ!」と、この空気頭手ぐすね引いて待っていたが・・・なんか連日うすら寒くないですか?



みぞれまじりの冷たい雨は降ってくるし、風もまた春とは思えないほどちめたい







したがって自宅付近の桜(ソメイヨシノ)はまだ今のところ、3分咲きといったところ。



いやはや、花冷えという言葉はあるが、そも桜が咲いていないのだもの、全くもってお話にならんよな~。






さて3/27の日曜日は、チーム馬来田のお三方からタイラバの予約が入っていたので、このワタクシ早起きして釣りの準備に余念なし。



AM6:30分には自家用車にガソリンやらタクックルを積み込み、秘密ドッグへ向かっていましたから。


ハマダイコンは元気



約束の出港時間、AM8時ジャストまでは、まだ十分すぎるほど時間ある。



荷物をボートへ積み込んだ後、とりあえず車を返しに自宅へ帰ったところ、ちょうどそのタイミングで「先行している仲間から」私の携帯に連絡が入りました。






時刻確認してみるとAM7:08分・・・早いな、もうマダイ上がったってか!






空気頭    おはようございま~す。



空気頭    いやまだ。 こちら8時出船だから。



空気頭    ん?・・・それで今どこら辺り?



空気頭    4番ブイの北、航路ぎりぎりね、分かった。



空気頭    近くにお上は?いや、いないはずはないぞ。



空気頭    あぁ、いいよ すぐ行く!




ぎょえぇ~まずい、非常にまずい



てっきりタイラバの現状報告かと思ったら、コトはそんなお気楽な話ではなく、なんと仲間のボートがエンジントラブルで航行不能状態に陥ってしまったとのこと。



細かく言えば、エンジンはかかった状態だが、なぜか突然ギアが入らなくなってしまい、自力走行が出来ない状態・・・コトは急を要す、緊急HELP要請の電話だったのです。



まずいまずいまずいまずいまずい、助けに行かねば!



待ってろよー



いや~かなり焦ったよ。 そして瞬間最大風速的に動いた。 どんだけ慌てたかと言うと「落ち着けおれ」と声に出したぐらいですからね。



とりあえずママにわけを話して船着き場までVターンで送ってもらい、燃料缶も普段よりも1個余計に積んで、あと忘れたものなかったかな?あっ、馬来田チームに釣りキャンセルの連絡を入れて



しかし自分のことを船乗りと言うのはおこがましいが、沖に出ている者からすると、海上で航行不能に陥るというのはもうホント最悪の事態。



船に乗っているものならば、誰もが恐れるこコトでしょう。



70馬力でも引っ張れた



これは後から聞いた話だが、今回のトラブルは何の前触れもなくおこったそうです。



ギアの入りもいつもと同じ、別段どこか調子悪いということもなし。



・・・嗚呼、嫌だ嫌だ 



もしこれが夜間であったら、どんな事故に発展したか、考えるだに恐ろしい。



まぁ~今回は多分に運が良くて・・・そうだよな、自分が発見したときは航路真ん中を漂っていたのだもの。



いやはやだけど、えらい目に合う前に間に合って、ほんにえがったえがった。



位置情報が来ました



ドッキングに成功した後は、上総湊と竹岡沖の真ん中にて「にらみを効かせているお上の目」を避け、航路中央際をまっすぐ北上。



1キロほど進んだあたりで、今度こそ航路を横断し浦賀水道を脱出。それからは我慢のスピードで、目指す富津港(修理業者と話し合いの末)へ、じりじりと前進したのでありました。



そうだついでに書くと、今回曳航されることになったボートは、28フィート+乗員5名。



対する私の工作船は、21フィートの70馬力、燃料およそ60リッターを積載。



でその仲間のボートをロープで引っ張るとですね・・・いくらスロットル倒しても、時速にして7kmほどしか出んかったぞ



原チャリなみのスペックだから、前に進むだけまぁ~ましか。


原チャリだよ



それとこれも参考と言ってはなんだが、燃料は通常走行の倍はかかるとみてよいでしょう。



助けに行って牽引している最中、ガス欠で共倒れ・・・なんて。この状況なんといったかな?ミイラとりがミイラになるだったかな?それこそ笑えないよな。



思い返せば自分は過去3回ほど漂流しています。


イトヨリ



そのうちの一回は、久里浜沖まで「木更津ユウワ」が助けにきてくれたのだけど、曳航料として¥80,000円お支払いいたしました。



この金額が高いか安いかは、個人の感性にもよるでしょうが、いずれにしても他人の手を借りるならば、タダでは済まないと覚悟をせねばいけませんね。



さてさてトラブルの話はもうおしまい。


クロいぞ



無事に富津港までボート引っ張り終えた後は・・・タイラバです、ぶふっ!



一度はお断りした馬来田チーム、実はあれから幾度かやりとりがあって、早めにコトが片付くのなら待っていますと。


以上に太い



そんな素早くはいかないのだけど



でも結局AM11:00ぐらいにはチャレンジャー一行を乗せて、またまた東京湾央を真鯛を求めて出た次第。



うふふ、みんな好きだね~。






セオリーどうり南下して、ラストは珍しく金谷沖を叩いてみたけど、どうもアタリは渋かった。



う~む・・・今にして思えば、南下せずじっくりやっときゃ良かったかな、ちと反省。


おち君ヒット



チーム馬来田の皆さん、釣果ショボくてすみません。



特に小野ちゃん、赤いと思ったら渋い「いぶし銀」のやつで、さぞかし・・・ぶふっ。


今年初です



突発的救助は何よりも先決だから、この次はフルに遊びましょう。



またのチャレンジお待ちします。






それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!