ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

秋の那須散歩2 那須高原はほぼ落葉だべこ!

2024年12月23日 | 秋の紅葉巡り(東日本)

秋の紅葉巡り那須を訪れているベコです。

2日目は那須高原へやってきました。

残念ながら昨日からお天気は打って変わってドン曇り。

ベコ「あちゃー、ドン曇りだべこ〜」

昨日は快晴だっただけに残念です。

そんななかでも、茶臼岳が悠然とそびえています。

特徴的な形の茶臼岳の山頂ですが、あれは室町時代の噴火でできた溶岩ドームだとか。

山頂の右下にロープウェイの駅も見えていますね。

あとで行ってみましょう。

そして、茶臼岳のお隣にそびえるのは朝日岳かな。

こちらはゴツゴツの山頂で対照的。

ちなみに、いまベコがいるのはツツジ吊橋

ベコ「ひゃー、ゆらゆらだべこ〜」

そして、あろうことか周囲の紅葉はほぼ落葉!

なんと、見頃はすでに終わっていました!

ちなみに、周辺を少しトレッキングしてみるとこんな感じ。

やっぱり紅葉は終わっていますね。

お、ここらへんはまだ少し紅葉が残っていました。

木によっては、まだ鮮やかに色づいているものも。

不幸中の幸いでしょうか。

とはいえ、ほとんど落葉して遊歩道は落ち葉ロードでした。

那須高原は標高差が大きいので、紅葉はもう少し下の方なのかも。

    

さて、遊歩道を後にして訪れたのは有名な殺生石

火山性ガスが噴き出しているので要注意です。

たくさんのお地蔵さんも無事を祈っていますね。

ちなみにこれは旅の安全を祈る千体地蔵尊

一方こちらは教伝地蔵尊

親不孝をして熱湯地獄に落ちたお坊さんなのだとか。

で、これがその殺生石。

悪者の狐・玉藻前(たまものまえ)の伝説がある殺生石は、もともと一つの岩石だったそうですが・・・

数年前にご覧のとおりパックリと割れてしまったのだとか!

なんとも不思議ですね。。。

そして、殺生石のお隣にあるのが那須温泉神社

神話の時代から続く神社だそうです。

ここでも紅葉はおおむね落葉。

わずかに紅葉の名残を感じることができました。

本殿でお参りを済ませて旅の安全を祈りましょう。

それにしても、すっかり晩秋の様相の那須高原。

タイミングが少し遅かったようですね。

なかなか難しいところです。

ベコ「那須高原は大ハズレだべこ!」

期待していた茶臼岳のロープウェイも、駐車場が満車で断念。

すっかり調子ハズレの那須訪問となってしまいました。

せめて明日はお天気が回復してくれるといいですね。

つづく

 

<ベコたびinformation>

那須高原

茶臼岳のふもとに広がる那須高原。標高1,000m前後から300mあたりまで緩やかな傾斜地が広がりますが、扇状地なのだとか。

周辺には登山やハイキングのコースをはじめ、温泉、牧場、遊園地など様々な施設が揃う関東有数の高原リゾート地。皇室の御用邸もあり、どことなく高貴な雰囲気のある高原です。

そんな那須高原ですが、久々に行ってみたらとても不便でビックリ!とにかく観光客が多く、どこに行っても大行列。まったく身動き取れずに疲弊しました。

エリア内の交通も不便極まりなし。当初移動は循環バスを考えたのですが、あまりの便数の少なさと乗り継ぎの悪さに利用を断念。

レンタカー利用に切り替えたものの、今度は道路の大渋滞と駐車場の少なさに辟易。茶臼岳の小さな駐車場は紅葉も終わっているのに満車状態。那須高原の全景一望を期待したものの、ロープウェイは断念しました。

さすがにピーク時の日光ほどではないにせよ、ここまで不便な観光地にイライラも募るばかりでした。

一方、スーパーやコンビニも買い物客で大混雑。ほとんどが家族連れですが、大量の買い出し客で予想外に時間を浪費。

ロイヤルリゾートとは言いながら、大人が静かに過ごすリゾート地ではなかったようで残念でした。おそらく再訪はないでしょう。

八幡ツツジ群落、ツツジ吊橋

茶臼岳に向かう途中にあるツツジの群落地。初夏には20万本のツツジが咲くそうです。広大な敷地に木道も整備され、那須岳も望める立地はオススメ。県立なす高原自然の家に隣接し駐車場利用可。

そこからしばらく歩くと、ブログでご紹介したツツジ吊橋に到着。全長130m、高さ38mの吊橋で、橋の上からは茶臼岳と渓谷を真正面に望めます。

那須自然研究路

那須にたくさんあるトレッキングコースの一つで、八幡ツツジ群落から休暇村那須まで続く遊歩道。高低差もそれほどキツくなく歩きやすいコース。

紅葉はほぼ終わり、落ち葉を踏みしめながらのトレッキングでしたが、新緑や紅葉の時期は良さそうです。

殺生石

那須湯本温泉付近にある伝説の岩。付近は火山性ガスが噴き出し硫黄の匂いが充満。殺生石近くはガスの発生が特に多いそうで、動物が近づくと死ぬそうです。

伝説によると、鳥羽上皇を騙して近づいた狐の妖怪がこの毒石になったのだとか。不思議なことに、2022年にパックリと割れてしまったそうで、慰霊祭と平和祈願祭が行われたのだとか。

那須温泉神社

殺生石のお隣にある神社。飛鳥時代の創建と伝えられる古い神社ですが、ホームページの縁起を見てもよく分かりません。なお、温泉神社と書いて「ゆぜんじんじゃ」と読むそうです。

有名なのは平安時代の那須与一の伝説。与一は那須の出身で、屋島の合戦で温泉神社を祈願して扇に矢を当てたそうです。そのお礼に大社殿や鳥居を寄進。与一にあやかり必勝祈願のご利益もあるそうです。


 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬至を迎えた一週間。ベコガ... | トップ |   

秋の紅葉巡り(東日本)」カテゴリの最新記事