ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

熊本紀行5 黒川温泉は風情満点だべこ!

2021年09月12日 | ベコの熊本・大分紀行2020

熊本紀行阿蘇を訪れているベコです。

阿蘇の外輪山の展望所でいきなりの絶景を堪能。

その後、宿泊する旅館にやってきました。

ここは阿蘇からほど近い黒川温泉

田の原川沿いに、こじんまりした温泉旅館が並ぶ有名な温泉地です。

本日は渓谷沿いにひっそりと建つこちらの宿に宿泊です。

おー、これは雰囲気たっぷり。

一歩入ると、風情のある庭園が広がっていました。

ベコ 「ひゃー、情緒たっぷりだべこ!」

緑豊かな敷地にベコもビックリ。

入口もいい雰囲気。

それでは、おそるおそるお邪魔しましょう。

これがこじんまりしたロビー。

ちょっとレトロな内装ですね。

本館ロビーから渡り廊下を通って客室へ。

ところが、なぜか肝心な客室の写真を撮り忘れてしまいました。

痛恨の極みですが、雰囲気たっぷりのお庭に出てみましょう。

敷地内に林立するカエデの緑が鮮やかです。

林の小道を通って、敷地内にある複数の温泉に行くようです。

ほー、自然豊かな敷地に感動ですね。

ふと見ると小さなせせらぎも。

うん、これはよく考えて作られた庭園です。

予想外に素晴らしい宿ですが、とりあえず荷物を置いたら温泉街をぶらぶらしてみましょう!

つづく

 

<べこたびinformation>

旅館・山河

黒川温泉の中心部からやや離れた谷あいにある旅館。渓谷の谷底に位置し、旅館のすぐ横を田の原川が流れます。温泉街中心部を過ぎて、妙に細い山道をしばらく進むと入口に到着です。

入口からは敷地内の坂道をさらに下ります。奈落の底へ落ちるような坂を下ってようやく到着すると、そこに現れたのは日本庭園のような立派な敷地。手入れの行き届いた緑豊かな庭園の中に、趣のある旅館がひっそりと建っていました。

建物はレトロな田舎屋風の造りで情緒たっぷり。建物内部も味わい深いしつらえに感動しました。本館、東棟、西棟、離れと施設も多様。それほど大きな建物ではありませんが、大人の隠れ家の風情。谷あいの宿だけあって虫が多いかなと心配しましたが問題なし。

ただ、渓流が客室のすぐ裏手を流れており、川の音がかなり大きいのは難点。昼間は気にならないのですが、夜寝ているとかなりの騒音。夜中に目が覚めてしまいました。渓流沿いの宿には注意していたのですが、事前確認が甘かったようです。

それはそうと、肝心の温泉です。露天風呂、内湯、貸切風呂など合計7つの温泉があります。泉質は単純硫黄泉とナトリウム塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉の2種類で、いずれも自家源泉。日本秘湯を守る会加盟です。

なかでも露天風呂は絶品。周囲は美しい木々の緑に囲まれ、心の中に描いていたほぼ理想の露天風呂かと目を疑いました。これまで経験した露天風呂の中で文句なくベストの景観です。

浴場の数が多いこともあってか、それほど混雑せずゆっくり入れるのも嬉しいところ。内風呂も露天風呂もほぼ独占状態で入浴できました。

夕食は部屋食で、湯上がりにのんびりくつろぎながらいただきました。味付けはやや薄めですが、品のある料理に満足です。一方、朝食はお食事処で和定食。朝食後はロビー横のラウンジでコーヒーをいただきます。手入れの行き届いたお庭を眺めながらの一服は、至福のひとときでした。

ほぼ満点に近い宿ですが、残念だった点を3つほど。ひとつは客室の広縁にある椅子。硬い木の角材で作られ、学校の理科室にあったような椅子でお尻が痛くなりました。

和室の部屋でずっと座布団はしんどいので、角材の椅子に座布団を乗せてしのぎました。やはり背もたれのあるゆったりくつろげる椅子が欲しいところ。ぜひ再考してほしいものです。

もう一つ残念だったのは、子供連れが意外と多かったこと。「大人の隠れ家」的な宿ですが、このクラスの旅館なら、お子様ご遠慮も一考の価値ありと感じました。

なお、ネット環境は残念ながらかなり貧弱。電波(ソフトバンク)は圏外で、Wi-Fiもロビーのみ接続可。自室で必要なリサーチができないのは非常に不便でした。


 


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