東北で紅葉散歩を満喫中のベコです。
宮城県の鳴子峡を後にして、やってきたのは岩手県・一ノ関。
一夜明けて、今日も良いお天気です!
向こうに見えるのは栗駒山でしょうか?
紅葉で有名な山ですが、今日訪れるのはそのふもとにある厳美渓。
ベコ 「厳美渓を目指せだべこ!」
おそらくあのあたりが厳美渓なのですが…
それほど紅葉していませんね。
しかも、すぐそばは住宅街。
ちょっと心配しながらやってきたのは、厳美渓の御覧場橋。
ベコ 「あまり紅葉してないべこ!」
吊り橋の上から見える風景も…
ベコ 「ありゃー、ただの渓流だべこ〜」
しかも、なんだか妙に小さい渓谷ですね。
鳴子峡のような大峡谷を想像していただけに、ベコもびっくり!
さて、吊り橋を渡って土手を登るときれいな紅葉がありました。
おおっ、これは鮮やかで大きな紅葉です!
ほー
はー
ふー
ただ、よく見ると葉っぱはすでにチリチリ気味。
見頃を少し過ぎていたのかも。
ちなみにここは川に沿って続く土手の遊歩道。
こうしてみると、赤、黄、緑が混ざった状態で色とりどり。
紅葉の進み具合は、結構バラバラなのですね。
と、思いながら歩いていくと、まさに見頃の大カエデ。
ひゃー、これはすごい!
天を覆うようなワサワサ状態です!
ひょえー
ひょえー
ひょえー
いやー、言葉もありません。
そして、こちらの紅葉も迫力の大カエデ。
うわー、これは大きい!
見上げるような大カエデなのです。
いやー、思いのほか小さな渓谷でしたが、巨大な紅葉には感動しました。
ということで、厳美渓の中心地である天工橋に到着。
ベコ 「ふー、あっという間だったべこ」
たしかに、あっけないほど小さな厳美渓でしたね。
これではちょっと消化不良なので、周辺を少しウロウロしてみましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
厳美渓(1)
岩手県内を流れる磐井川の中流域にある渓谷で、約2キロにわたって荒々しい奇岩と川の流れが続きます。
国名勝及び天然記念物で、栗駒山の噴火で積もった凝灰岩が、磐井川によって侵食されたものだとか。
今回は吊り橋のような御覧場橋から歩き始めて、天工橋までをのんびり散策。距離もそれほどなく、写真を撮りながらゆっくり30分ほど。普通に歩いたら10分程度とかなりこじんまりした渓谷でした。
紅葉は場所によってばらつきはありましたが、そこそこ見頃でラッキー。奇岩と激流と紅葉の組み合わせもなかなかで、岩場にも歩いていけるので、これはこれで面白いかも。
天工橋近くには有名な「郭公だんご」があり、お店からロープを伝ってお団子が買えます。
なお、厳美渓へのアクセスは、一ノ関駅から岩手県交通のバスで約20分強。ただ、1時間に1便と少ないので、ちょっと不便かも。しっかり計画を立てた方が良さそうです。