ベコの紅葉巡りは紅葉真っ盛りの蔵王を訪問中。
地獄の下山ルートを降りて、なんとか宿に帰還したベコです。
ベコ 「足がガクガクだべこ〜」
最後は這うようにお部屋にたどり着きました。
ちなみにこの宿は客室の飲み物も充実。
ドリップコーヒーでまずは一服。
そして窓から外を見ると、蔵王の山が真っ赤に紅葉です。
ほー、すごいですね。
もしやベコはあの山を降りてきたのでしょうか?
コーヒーをいただいたら、蔵王の硫黄泉にたっぷり浸かって足腰をリハビリ。
強酸性の温泉ですが、意外と柔らかいお湯にほっこりでした。
さて、温泉から出たらお楽しみの夕食。
ほー、見た目も美味しそうな八寸からスタート。
全体でかなりの品数でしたが、いくつかピックアップしましょう。
こちらは山形名物の芋の煮込み。
お出汁が効いて、びっくりするほど美味しい芋煮。
そして、A4だったかA5ランクだったかの山形牛。
明日への活力が湧いてきますね。
そして、デザートのお汁粉もほどよい甘さ。
いやー、ご馳走様でした!
ちなみにこちらは宿のロビー。
コーヒーマシンが置いてあったので、食後の一杯をいただきました。
いやー、ヘトヘトになった地獄の下山道でしたが、硫黄泉と山形料理とコーヒーに癒されました。
ぐっすり眠って明日に備えましょう。
さて、一夜明けて2日目の朝。
おー、今日も青空でいい天気ですね!
宿のロビーも静かな朝を迎えています。
それでは、さっそく朝ご飯とまいりましょう。
ベコ「ひゃー、籠料理だべこ!」
なんともおしゃれな朝ご飯ですね。
ぺろりとたいらげたベコなのでした。
さあ、それでは本日も元気に紅葉ハイクとまいりましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
蔵王温泉
開湯1,900年という歴史の古い温泉。泉質は白濁した硫黄泉で、ph.1.6程度の強酸性。かなりピリピリするかと思いきや、思いのほか滑らかで快適でした。硫黄以外の成分も含んでいるのかも。
肌が弱いのでやや心配でしたが、特に問題もなく足腰の疲れもスッキリ取れた気がします。ただ、通常ならのんびり長湯するところ、硫黄泉だけあって要注意。外湯に出たり入ったりして楽しみました。
なお、蔵王温泉には全部で47の源泉があるそうで湯量も豊富。共同浴場や日帰り温泉施設も点在しています。時間があれば外湯めぐりを楽しみたいところ。
そんな中、今回お世話になった宿は「わかまつや」さん。これまで滞在した宿の中でも3本の指に入る素晴らしい旅館でした。施設、料理、温泉、サービスなど、三拍子揃った宿に感動しました。
リニューアルされているものの設備面はやや古さが否めませんが、特にきめ細やかなサービスやスタッフの対応が好印象。2年続けての滞在となりました。
ちなみに浴室は広くはありませんが、源泉掛け流しでやわらかいお湯は大満足。宿泊客ともあまりかち合わず、のんびり入浴できたのはラッキーでした。
なお、この旅館が「和歌の宿」というのは、斎藤茂吉ゆかりの宿だからのようです。館内にも多くの歌が掲げられており歌心を刺激されます。