裏磐梯滞在2日目です。
今日は今回の旅のメインイベント、雄国沼湿原へのトレッキングをする日です。
が、しかしっ!!
なんと昨晩からの雨で地面はビショビショ。
しかも、裏磐梯の空は厚い雲で覆われたまま。
ベコ 「雄国沼湿原は苦渋の断念だべこ!」
なんと!
今回の旅行のメインイベントはもろくも崩れ去りました!
いったいなんということでしょう!
ベコもあまりのショックに言葉もありません。
… … …
やむを得ないので、予定を変更して今日は会津若松を訪ねることにしました。
やれやれですね。
さあ、まずは朝ごはん。
ベコ 「いただきますだべこ!」
腹ごしらえがすんだら、さっそく出発です。
ホテルを出た後、裏磐梯ゴールドラインを通って会津若松へ向かいます。
ベコ 「猪苗代湖が見えてきたべこ!」
裏磐梯から表磐梯へ通じるゴールドラインの途中にある展望スポットです。
山あいの森の向こうに、猪苗代湖が広がっていますね。
そして、ほどなくして会津若松に到着。
いよいよ鶴ヶ城です!
おー、堂々たる城構えです。
天守閣には観光客が。
実は7年前にも鶴ヶ城を訪れていたベコ。
しかし、その時は改修中で中に入れなかったのです。
ベコ 「いざ、入城だべこ!」
今回は7年ぶりのリベンジですね!
さっそく入城しました。
ベコ 「天守閣を目指すべこ!」
館内は半分くらい撮影禁止。
階段を登って、天守閣のてっぺんに到着です。
ベコ 「天下取ったりだべこ!」
そして、これが天守閣からの眺め。
ベコ 「会津盆地を一望だべこ~」
山々に囲まれた会津盆地の様子がよく分かります。
会津藩士も元気いっぱい。
ベコ 「ごきげんようだべこ!」
さて、鶴ヶ城の敷地には麟閣という茶室があります。
かの有名な千利休の子・少庵が建てたと言われる茶室です。
ベコ 「ふむふむ、味わい深いべこ」
中に入ってみると、
ほー、これはなかなかいい感じです。
立派な庭園です。
そしてこれが茶室。
わびさびの極みですな。
いやー、7年ぶりに鶴ヶ城を満喫することができました。
それにしても、なんと蒸し暑いこと。
福島はけっこう涼しいのかと思いきや、会津盆地は蒸し風呂地獄です。
汗が滝のように噴き出してきます。
それでは、蒸し暑さに負けずに次のスポットへ進みましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
裏磐梯レイクリゾート(2)
快適に過ごせるレイクリゾートですが、残念な部分もちらほら。たとえば宿泊した客室は1階だったためか、桧原湖は林にさえぎられて見えず。窓の外もただの芝生で、味気ない雰囲気で残念。
また、スマホの電波が圏外となるうえ、部屋でWi-Fiが使えないのは致命的。わざわざロビーまで行かないとネットに接続できないのでぜひ改善してほしいところです。
大浴場の内湯の温度は42℃程度で個人的にはちょっと熱め。一方、露天はほどよい温度でしたが、屋根がないので雨が降るとびしょ濡れに。また、真夏の陽射しが直接差し込むので、日焼けに弱い肌が軽い水ぶくれになってしまいました。
脱衣所には扇風機が一台のみ。場所も広く人数も多いため、扇風機を増やすか冷房を効かせてほしいところです。
なお、他の温泉地では分析表に加水・加温・循環・消毒の有無が記載されていますが、こちらの分析表には記載なしでちょっと不思議でした。
バイキングのレストランは悪くはありませんが、和洋中それぞれごとの品数は必ずしも多くなく、期待が高かっただけにちょっと物足らない面も。また、味は全体的に薄めで好みは別れるかも。
鶴ヶ城と麟閣
室町時代に築かれ、その後改修を重ねて難攻不落の名城となった鶴ヶ城です。戊辰戦争の後、明治に入り取り壊され、昭和40年に再建されたのだそうです。
広い敷地に立つ鶴ヶ城は立派な外観で見ごたえあり。城内は展示スペースとなっており、鶴ヶ城や会津藩の歴史を学ぶことができます。
ただ、内部は見た目ほど広くなく、狭い展示スペースは観光客でごった返し。ゆっくり見ることもできずに、天守閣から周囲の風景を眺めてさっと出ました。
お城の敷地内にある麟閣はさすがに立派な茶室。庭園も趣があり一見の価値はあります。ただ、茶室だけあってかなり狭いためお客さんで混雑。ゆっくりできないのはちょっと残念でした。