年が明けてから寒い日が続きますね。
けど、例年と比べるとそこまで寒くない感じでしょうか。
さて、今回からは箱根散歩をお送りします。
ちょくちょく訪れている箱根ですが、滞在するホテルも楽しみの一つ。
今回はクラシックホテルに滞在した時の写真をご紹介です!
ということで、まずやってきたのは宮ノ下にある富士屋ホテル。
国道沿いに建つレトロな建物が有名ですが、話のネタに一度は泊まってみたいところ。
2年越しの改修を終えて営業を再開したとのことで、訪れてみたのでした。
富士屋ホテルの創業はなんと明治時代。
いくつか宿泊棟がありますが、古いのは当時の建築が残っているそうです。
洋風建築ではありますが、ところどころに和風様式を取り入れているのも印象的。
さて、ホテルに到着したのはすでに夜。
暗くて周囲の様子がよく見えませんが、さっそくチェックインしましょう。
すると!
ほー、これはレトロな雰囲気です!
照明も相まって明治時代にタイムトリップした感覚です。
うーむ、なかなか味わえない雰囲気ですね。
階段を上がってみると、踊り場もレトロな作り。
ピアノが静かに佇んでいます。
不思議な感覚を抱きながら、これまたレトロな廊下を進みましょう。
宿泊棟の間は廊下でつながっているのですが、今回ベコが宿泊したのはこちらの棟。
外観は華やかですが、その名も花御殿。
昭和初期の建築だそうですが、客室はまさに昭和レトロ。
というか、「花御殿」というほどの華やかさはなく、昭和の古い部屋でした。
ま、気を取り直して、夕飯をいただきましょうか。
夕飯は、レストランでフルコースの洋風料理。
どんなに素晴らしいお料理が出てくるかと期待したのですが、
会場は座席がすしづめ状態でかなり賑やか。
落ちついて食事を楽しめるかと期待したのですが、慌ただしい会場にびっくり。
すっかり興醒めで、いきなりガッカリなディナーとなりました。
ちなみに、こちらがその洋食コースの一部。
ふむふむ
ふむふむ
ふむふむ
味付けはまずまずですが、ちょっと冷めた感じが残念。
客室といいレストランといい、チェックイン時の感動もどこへやら。
明日に期待して、今日のところはゆっくり休むことに致しましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
富士屋ホテル(1)
箱根・宮ノ下に建つ伝統と格式の老舗ホテル。今回は改修を終えて新装開店を迎えたタイミングで訪れてみました。
レトロな建物は明治から昭和にかけて建築されたそうで、時代の雰囲気を醸し出してます。エントランスのある「本館」は明治の建築。多くの要人を迎えたホテルの顔でもあり、重厚なロビーにいきなり感動します。
同じく明治に建てられたのがお隣の「西洋館」。洋風建築で横浜や神戸の異人館と同じ。そして、今回宿泊したのが昭和初期に建てられた「花御殿」で、華やかな外観が特徴的。
ただ、客室はご覧の通り単なる昭和の部屋。昭和育ちの方なら「あー、なるほど」と合点されると思いますが、華やかな外観とのキャップが大きく残念。暖房も弱く、冬場に滞在するのはちょっと勇気が必要。
一方、戦後に建てられたのが「フォレストウィング」ですが、こちらは内装もきれい。温泉大浴場が最上階にあるのですが、花御殿の客室からてくてく歩いていくのはちょっと手間かも。
とはいえ、広めの湯船から周囲の山並みを眺めることができ、ゆったり入浴できて気分爽快です。なお、花御殿の地下には温泉プールがありますが、むしろ大浴場にしてほしいところです。
ちなみに、ホテルの客室の浴室はすべて源泉掛け流しの温泉とのこと。これはこれで嬉しいですが、やはり大きな温泉で身体を伸ばして入りたいですね。