箱根散歩で富士屋ホテルに滞在中のベコです。
一夜開けて、これが宿泊した「花御殿」の朝の外観。
なるほど、これは華やかな外観です。
が、やはり客室の内装とのギャップが残念。
一方、こちらは本館入口の唐破風。
和洋折衷の建築ということがよく分かります。
さて、まずは朝食の時間。
本日の朝食は別邸の菊華荘でいただくのです。
ベコ 「ひょえー、旧御用邸だべこ〜!」
そう、道路を隔てて建つ菊華荘はもともと皇室の御用邸。
戦後に払い下げられて菊華荘となったのだとか。
いやー、緊張しますな。
で、敷地内はこんな感じ。
広々とした庭園があり、食後のお散歩にはもってこい。
背後は小高い山の斜面を利用して作られた庭園で、周囲の山が望めます。
食後のお散歩にはもってこいかも。
それはそうと、気になる菊華荘の朝食がこちら!
ありゃ、なんとこれだけでしたか!
ちょっと拍子抜けの朝食となったのでした。
続いて翌日の朝食をご紹介しましょう。
2日日は食堂棟でいただきます。
花御殿に似た作りの立派な建物です。
一歩足を踏み入れると、豪華絢爛な内装にびっくり仰天。
全体を撮影できませんでしたが、高貴な雰囲気に圧倒されます。
見上げると、天井は角格子で草花の日本画で埋め尽くされていました。
なんと日本アルプスの高山植物636種類が描かれているとのこと。
ちなみに、写真の右下に見える怖い顔は…
従業員を見張る初代社長のお顔なのだとか。
いずれにしても、素晴らしいレストランでした。
一方、肝心の朝食はこちら。
ふむふむ
ふむふむ
ふむふむ
ありゃ、これだけでしたか!
いやー、連日の朝食は想像を超える小食なのでした。
あまりの衝撃に言葉を失いながらも、食後は本館の裏側にある庭園をお散歩。
広い敷地に迷路のような散策路がある庭園でした。
ちょっとした冒険です。
お、すでに早咲きの桜が開花していますね。
一方、温室では華やかなお花が開花中でした。
ということで、富士屋ホテルの滞在はここまで!
振り返ってみると、宿泊料金に比べて疑問の残る滞在となりました。
そんなホテルで最後に売店で買ったのはこちら。
帰宅後にいただきましたが、なかなかの美味。これは当たりでした。
さあ、ちょっと微妙な富士屋ホテルに別れを告げて、次のホテルへまいりましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
富士屋ホテル(2)
歴史と格式の富士屋ホテルですが、食事処は3カ所+ラウンジ1カ所。そのなかで、初日に夕食をいただいたのはレストラン「カスケード」。
ホームページの写真はレトロな感じですが、実際の印象とはずいぶん差があり期待はずれ。しかも座席配置がぎゅうぎゅう詰めの上、賑やかで慌ただしい会場にびっくり。
一方、1日目の朝食は旧御用邸「菊華荘」。和風庭園を眺めながら落ち着いた雰囲気の中で食事できるのはまたとない体験。また、よく手入れされた庭園をお散歩できるのも嬉しいところです。
そして、2日目の朝食は食堂棟にあるメインダイニング「ザ・フジヤ」。昭和初期に作られたそうですが、高貴な雰囲気に仰天。料理よりも内装に目がいってしまい興奮でした。
3カ所で食事できたのは良かったですが、いずれも料理はなんともいいがたいところ。味付けはまずまずですが、特に朝食の量の少なさにはびっくり。ま、これも話のネタと致しましょう。
ちなみに、ロビーに隣接するラウンジではアフタヌーンティーをいただけます。値段が値段なだけに利用しませんでしたが、客室で飲もうとコーヒーのテイクアウトを頼んだものの不可。テイクアウトは別に無料の飲み物コーナーがありました。