Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

エニアグラムワークショップ 中級コース

2005-08-21 21:51:13 | エニアグラム
6月に初級コースを終え、2ヶ月ぶりに広尾のコミュニオンハウスでの中級コースに参加してきました。

2日間のコース、周囲の皆さんからはどう思われているのかはわからないけれども、心の中はアップダウンの繰り返しでした。

ある設定場面で自分ならどう振舞うか、ロールプレイでは、自分を人前で出す恥ずかしさがありました。

会社では多少自分を押さえなければならない理由はあるけど、ここでは何も私を束縛するものはない。もうありのままの自分を出すほかしょうがない・・・。

でも、そんな条件下だったら自分はどうなっちゃうんだろう。自分にも興味津々。

やってみて思ったのは私って、随分Light感覚な人間、思ってた以上にあっさり・さっぱり系なのねって感じ。

あれれ、それにインチキ臭いゾ・・・・。うっそー、ちょっとショック!

私自身のタイプ何なのか、実はうすうす感づいてます。

だけど、大きな声で言えない自分がいて、自分がそのタイプと認めることはこれまでずっと辛かったように思います。

同じタイプの人を見ると「この人と同じ?絶対違うよ!」と思って来たけど、今回は同じタイプの方がたくさんいらして、同じ「根っこ」を見た時に不思議とその「根っこ」がどうしようもなく愛おしく思えた瞬間がありました。

自分は「そんな自分ぢゃない」と認めたくなかった自分も間違いなく自分の一部なんだろうナ。好きではないけど、その自分も本当の自分だと思えるようになったら「好きな自分」も「嫌いな自分」も大切に生きて行きたい。

もっと自分を大切にしていきたい。

その一方で、自分の「嫌いな自分」を受け入れてくれている職場の仲間に感謝したくなってきた。懺悔の気持ちよ・・・

そんなことを、ワークの終わりに振り返りの為のシートを書いていた時に考えていたら困ったことに涙が溢れてきた・・・。

確かに朝から涙腺は緩かったけど、まさか頬を伝うほど流れ出すとは思っていなかったのでした。

誰にも見られずにと、お手洗いで涙を拭く時に、あまりにも目が赤くなっていることに驚いてしまいました。カッコ悪すぎですから、私ってば。でもね、

席に戻ったら顔を上げよう、長年置き去りにしてきた自分、やっと取り戻したんだんだから恥ずかしいことなんて何もないさっ。

おかげさまで、平常心でふり返りのコメントもできました。

そういえば、母は私が本当に辛い時に「泣くのを我慢してはいけないよ、そうじゃないとあんたは病気になるから」と何度も言ってくれたのを思い出しました。

それは私の性格のどういうところを見て言ってくれていたんだろう、そんなことも思い出したりして。

んー、それにしても激動の2日間でした。参加者の皆さん・ファシリテーターの皆さん本当にありがとうございました。

そして本当にお疲れ様でした。ゆっくり休みましょうね・・・
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2 コメント

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お疲れさまでした! (ころん)
2005-08-22 17:47:30
2日間のワークではお世話になりました。

はるさんのタイプ探しの試行錯誤や、現状のことなど、ちょこっと聞いただけですが、とても心に響きました。自分の本当の姿を発見することは感動に満ちていると思います。



もちろん自分の欠点を直視することになるので辛いこともありますよね。はるさんの中で大きな心の動きがあったことがよく伝わります。



私もついさっき、ブログに「タイプ発見までの過程」をアップしたのですが、振り返ってみればキツい道程でしたね。私はこれまでがかなりハードだったので、ある程度「内面と向き合うこと」に慣れがあったせいか、自分のタイプが分かっても実は全く何とも感じていないのです(笑)。自分のタイプであるタイプ3のイヤな面を味わってもちっとも心が揺れない。だって私はタイプ3の他者を見ても、そんなにヒドいと思わないし、彼らを「イヤなやつ」とも感じない。これまでの暗黒時代の自分はもっと強烈に醜い人間心理を見つめてきた・・・そんな思いが心をよぎります。「タイプ○のその側面ってイヤだな」というのを通り越して、人間として最悪最低なものって、タイプを越えて存在します。



そして人間として至高の精神もまた、タイプを越えて存在しますしね。



タイプが判明することで、自分の何が変わるわけでもないんですよね。そして、タイプ○だからどうこうってことじゃなく、同じタイプ○でも、成長レベルの高い人と低い人で、全然違ったパーソナリティになっています。そのへんが一番大事よねって思っています。



ワークで、Oさんが、カメに乗っていく絵の時に、海底で眠っている真珠貝を見に行く絵があったでしょう、あれにとても感激したんです。

こんな風に、静かな場所で眠るようにしていた「自分のタイプ」があって、それと出会うことはどこか切ないような大切すぎて怖いような、貴重で美しい体験だなぁと思いました。



またいつかご一緒できる日を楽しみにしています。

今後もブログ同士つながって、エニア普及していきましょう♪
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沈没船の中のひかり (はる)
2005-08-23 20:57:05
ころんさん、ありがとう。

暗黒の辛い時期があったのね・・・。



私には暗黒と言う訳ではないけど、窒息しそうでそして自分を小さく丸めて大事にしなかった時期がある。その時は、自分の心に波風を立てるのが嫌で、睡眠時間を削って本当に体を痛めつけるかのように何かに打ち込むことで自分を忘れてきたように思う。そして、自分の体がぼろぼろになっていることにも気づかずに、自分が何を感じているかわからないまま、ただ身の回りの人に、辛い自分を知られまいと穏やかで優しい時間を過ごすことだけを願っていた時期がある。顔で笑って心で泣いてって感じね。



真珠貝の絵、私には書けない絵だったな・・・。何せ雲の上に行きたい人だからな(笑)でも、波風立たない静かで穏やかな海底に眠る自分ってちょっとわかる。私の場合は、沈没船の中の宝箱を見つけに行く絵になってしまいそう。開けると「黄色」の光を放つ球体があって、やっと自分のところに戻ってきたんだねって。懐かしさと同時に「もう手放さないからね」そんな気持ちを味わっている自分が見えてくる。っていうか、今少しづつそんな気持ちを味わいつつあります。



うん、うん、きっともっと多くの皆さんにもエニアグラムが身近なものになると良いよね。

ころんさん、いろんな気づきをありがとう。

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