You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

ポケモン 名探偵ピカチュウ

2019-05-19 07:31:39 | 映画[ハ行]

 

 ハリウッド版のゴジラも5月に公開になるが、それにも先駆けて世界で愛される日本発のキャラクターのポケモンがハリウッドで実写版になった。名探偵ピカチュウの声を『デッドプール』シリーズなどのライアン・レイノルズが担当.監督は『ガリバー旅行記』などのロブ・レターマン。

 舞台はポケモンと人間が共存して暮らすライムシティ。ここでは大人も子どももポケモンをパートナーにして暮らしている。あの渋い渡辺謙の演じる敏腕刑事隣にも当たり前のようにポケモンがいるのが楽しい。世界中で人気を博したポケモンGOの世界を実写で体感できた。それにしてもピカチュウは可愛すぎる。あのハリウッド版ゴジラの印象とは真逆を行く。この可愛さには絶大な拍手を!。

 

 

 

『ポケモン 名探偵ピカチュウ』 予告編 (2019年)


ハンターキラー 潜航せよ

2019-04-14 07:29:31 | 映画[ハ行]

 

  ジョージ・ウォーレス、ドン・キースの小説を原作にした潜水艦ものアクション。監督は『裏切りの獣たち』などのドノヴァン・マーシュ。主人公の潜水艦艦長にジェラルド・バトラーとゲイリー・オールドマンなどの脇役陣が努める。

 潜水艦ものはマニアックになりがちかも知れないが、本作は陸上で任務に当たるネイビーシールズの活躍も並行して進み、最後では一体になって進むアクション的な要素が多分に盛り込まれていて面白い。もちろん、題名のハンターキラーが米国の攻撃型原子力潜水艦のことであることからも潜水艦ものに固有のハラハラドキドキ感的な要素もふんだんにある。

 最後に繰り広げられる予想外の展開には誰もが驚くはず。私にとってはこの手の映画ではなかなか味わえなかった感動が最後に味わえて、この映画も「忘れたころにもう一度見たい映画」のリストに入れたほど。 見ていない人にはこの最後の感動を楽しみに見て欲しい映画です。

 

 

【公式】『ハンターキラー 潜航せよ』4.12(金)公開/予告編


バンブルビー

2019-04-07 07:25:29 | 映画[ハ行]

  

 マイケル・ベイが製作・監督したトランスフォーマーシリーズに登場する人気キャラクター、バンブルビーと18歳の少女を主役にしたスピンオフストーリー。監督はアニメ作品『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』などのトラヴィス・ナイト。

 監督がトラヴィス・ナイトのためか、いつものトランスフォーマーとは違って少しアニメチックで楽しい映画になっている。すべての年齢層に合いそうで特にファミリーやカップルには持って来いな映画。

  女子高生のヘイリー・スタインフェルドとバンブルビーことB-127の掛け合いが面白く、また友情というか愛情が溢れたところがいい。トランスフォーマーのファンにはこの作品シリーズの原点のエピソードやバンブルビーの名前やラジオを使って話す由来が判って垂涎ものでは?トランスフォーマーの雰囲気はたっぷりで少し滑稽で楽しい映画。

 

 

 

『バンブルビー』日本版予告


運び屋

2019-03-31 08:24:53 | 映画[ハ行]

 

 2008年の「グラン・トリノ」以来となるクリント・イーストウッドが監督と主演を兼ねた作品。監督のイーストウッドのファンならびに役者のイーストウッドのファンにとってはこの映画も記念的作品になった。

グラン・トリノで脚本家デビューし、イーストウッドの信頼を得た ニック・シェンクと組んでいる。

80歳過ぎでメキシコの麻薬カルテルから運び屋としてスカウトされた話は実際にニュース誌に掲載された実話とのことだが、これを本作品のようなハラハラドキドキの展開の中に家族との絆を描ききる素晴らしい作品に仕上げたところはイーストウッドとニック・シェンクのコンビだからできたことのように思う。

この作品はイーストウッド自身の人生にも折り重なるものになっているように見える。

最初の妻との間に生まれた実子アリソン・イーストウッドが本作の主人公の家族で最も主人公を恨んでいた娘の役を演じているのにあとから驚いた。

西部劇のガンマン役やダーティーハリー役を演じたイーストウッドが、腰が少し曲がって前かがみで歩く高齢の老人を演じる姿を見るのはいささか辛いものがあるが、監督としてのイーストウッドはもちろん、役者としてのイーストウッド凄さも感じる作品だった。

 

 

 

映画『運び屋』特報2【HD】2019年3月8日(金)公開

 


フォルトゥナの瞳 主題歌 ONE OK ROCK

2019-02-17 08:29:45 | 映画[ハ行]

 

 2013年 「海賊と呼ばれた男」で本屋大賞を受賞した百田尚樹がその年の9月から「週刊新潮」に連載した小説を映画化。「フォルトゥーナ」とはローマ神話の女神の名前で運命を司ると言われる。死に直面した人の体が透けて見えるという能力を持ってしまった主人公の恋と生きざまを描く。「坂道のアポロン」などの三木孝浩が監督。

 この映画の素晴らしさは演じた俳優陣の素晴らしさにあると思う。この映画で主人公 神木隆之介、ヒロイン有村架純はもちろんのこと、斉藤由貴、時任三郎、北村有起哉そして主題歌を歌う ONE OK ROCK の大ファンになった。葵(有村架純)の明るさと優しさ、そして特に 木山(神木隆之介)の人間性に本人たちの持っているものが重なってとても心に残る訴えを聞いたような気持ちになった。人に依って感じ方は違うと思うが、生かされている意味までを考えるきっかけになり、周囲の人の大切さを思い返すような気持ちが続く余韻だった。

 

 

 

映画『フォルトゥナの瞳』×主題歌・挿入歌 ONE OK ROCK [予告2]


ボヘミアン・ラプソディ

2018-12-31 07:42:19 | 映画[ハ行]

 

 世界中に彼らの曲が知られるロックバンド 「クイーン」を描いた映画。 「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「ボヘミアン・ラプソディー」など多くのメロディーを知らずのうちに何度も聞いてきた。。『X-MEN』シリーズなどのブライアン・シンガーが監督を務め、フレディ・マーキュリーをラミ・マレックが歌い、演じる。

 ボーカル、フレディ・マーキュリーの生い立ちや厳格な父との関係、自分への劣等感や自らのセクシャリティーが原因となる様々な屈折、メンバーとの対立、孤独、愛した恋人への気持ち・・・そして若くしてこの世を去った原因など誠実に描き切った映画だと感じる。 

 最も心を打つのは メンバーと愛した女性が彼を最後まで見捨てなかったこと。それがあの7万5千人を前にして精魂を尽くして歌った「ライブ・エイド」での熱唱につながったこと。

  ウイーアーザ・チャンピオンの歌声が流れてくると目頭が熱くなってくる・・そんな自分を感じているのは僕だけではないはず・・・。

 

 

映画『ボヘミアン・ラプソディ』最新予告編が世界同時解禁!


ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

2018-12-09 07:40:07 | 映画[ハ行]

主人公の魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険と活躍を描くファンタジーシリーズの第2弾。同じパリの魔法界で敵役のジョニー・デップ扮する黒い魔法使いと戦う。若き日のダンブルドアをジュード・ロウが演じる。

 面白さが凝縮されている。展開が早く前作を観ていないとわかりにくい人間関係などもあり、普通に観ると分かりにくい印象が多いと思った。ハリー・ポッターシリーズのファンには堪らない作品だが、新しく見る子供たちには難しい映画。しかし、魔法動物の背に乗って水中を飛び回る(?)などの奇想天外さはぎっしり詰まっているので飽きは来なそう。

 

 

 

映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』本予告【HD】2018年11月23日(金・祝)公開


ザ・プレデター

2018-09-24 08:37:31 | 映画[ハ行]

 過去のプレデターやエイリアンVSプレデターのシリーズを全部見てきたけれど今回のザ・プレデターはこれまでとは一風変わった雰囲気に仕上がっている。

戦闘能力に長けた優秀な戦士で、弱い者には手を出さないという武士道精神を持った独特なキャラクターはそのまま、若い動物学者の女性や元特殊部隊の父親を持つ少年らを登場させて、アドベンチャー的な要素も盛り込んでいる。プレデターの存在をひた隠しにしようとする政府組織との対立や、遺伝子レベルでの操作でさらに強大になった新たなプレデターが登場したりで単純なサバイバルゲームではなくなっている。その効果か、子供から女性まで楽しめるプレデターになったようだ。

 アーノルド・シュワルツネッガーのあの衝撃の第一作から30年目、強い者とは戦い、弱い者は助ける、この欠くことのできないキャラクターはこれからもファンを楽しませてくれそうだ。

 

 

映画『ザ・プレデター』予告 伝説降臨編


「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」

2018-07-15 07:22:16 | 映画[ハ行]

  スター・ウォーズのスピンオフストーリーとしてローグ・ワンに続く2作目。若き日のハン・ソロとその冒険を描く。監督はあの「ビューティフル・マインド」「バックドラフト」「アポロ13」「ダ・ヴィンチ・コードシリーズ」などの巨匠 ロン・ハワード。

 相棒チューバッカとの出会い、あの愛機「ミレニアム・ファルコン」を獲得するまでのいきさつなど、スター・ウォーズファンとしてはうれしい限りのエピソードが詰まっていて楽しい。

特にハン・ソロが思いを寄せる幼馴染と再会し、同じ目的を目指しての冒険が始まるとハン・ソロのうれしい気持ちや揺れ動く心が伝わってくる。

でも最後は信じられないような出来事が起こるが・・・。そこで女性不信に陥ってしまった男性スター・ウォーズファンがきっといるはず。これ以上はネタバレになるので・・・.

やはりスター・ウォーズはこのような人間ドラマがあってこその物語と言えるけれど。ハン・ソロのあの型破りな活躍やヒーロー性が見え、皆が既に知ってる仲間たちとの出会いもあり、ストーリーは展開も早く飽きさせない。新たなシリーズになるといいのだけれど。

 

 

 

「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」US版予告


『ペンタゴン・ペーパーズ』

2018-04-07 20:13:01 | 映画[ハ行]

  1971年ベトナム戦争があらゆる意味で実は失策だったことを記した機密文書 ペンタゴンペーパーの存在が明らかとなったとき、アメリカ政府による隠蔽工作を広く国民に告知しようとしたメディアの闘いを描く。ワシントンポストの編集主幹のベン・ブラッドリー(トム・ハンクス) と 社主のキャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)が 報道のあるべき姿を選んでゆくところに感動を呼ぶ。

当時使われていたタイプライターや電話機、印刷所の印刷機などが、優れた時代考証と共に描かれているのには驚く。・

2大アカデミー俳優が初共演なのと同時にこの二人とあのスピルバーグ監督とのコラボレーションは映画史に残るものと言っても良いだろう。観る前からこの映画のレベルが高いことが伝わってくるのだが。観終わっての納得感と満足感もハイレベルだ。

 

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』TVスポット 「VS篇」