You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

「ブラックパンサー」

2018-03-11 08:31:49 | 映画[ハ行]

 マーベルの新しいヒーロー、ブラックパンサーの誕生物語。これは昨年公開の同じマーベルの「ワンダーウーマン」がそうであったのと同じよう。

アフリカの秘境に隠された超文明国ワカンダ。この国にしかない鉱石ヴィブラニウムのパワーがこの国を隠れた理想郷にしていた。若くして王になったティ・チャラがブラック・パンサーとなり国王とヒーローとふたつの顔を持って悪と立ち向かう。

監督は『クリード チャンプを継ぐ男』などのライアン・クーグラー。神秘的な舞台設定と肉弾戦が多いアクションで展開も早く飽きさせない。主な出演者の殆どを黒人が占めていることが観ていて印象に残ったこと。そのため金髪美女の登場を今か今かと待っても出てこないので要注意。(笑)。 これからアベンジャーズの一員として活躍しそうだ。

 

 

   「ブラックパンサー」予告編


『鋼の錬金術師』

2018-01-04 13:56:00 | 映画[ハ行]

 

  荒川弘の大人気コミックを邦画史上最大と言われるほどのVFXを存分に使って映画化。原作の世界観を見事なスケールをもって実写化している。特に舞台となった国は海外の歴史的で美しい場所を選りすぐって映し出している。

主演者も適役。特に大佐役のでディーン・フジオカは軍服が似合っていてカッコが良すぎ。あの「ナミヤ雑貨店の奇跡」の好演が思い出される主演の山田涼介もなみ入る芸達者な共演者に負けていなかった。敵役の松雪泰子は誰もが納得するいつもの味を出していて、さらにウィンリィ役の本田 翼も最初に美少女風ミニスカ姿で登場した時には、少し無理があるかと思ったが話が進むにつれ、やはりこの役は彼女でなければいけないと思えるほどに好演。

この映画は海外に出しても決して恥ずかしくない出来だと思った。次回作もまた見たい。

 

映画『鋼の錬金術師』本予告【HD】2017年12月1日公開


『ブレードランナー2049』

2017-11-14 20:06:20 | 映画[ハ行]

 不朽の名作ブレードランナーの正真正銘の続編。前作の監督 リドリー・スコットが製作総指揮を、そして驚くことに本年話題をさらったSF「メッセージ」でメガホンを取った ドゥ二・ヴィルヌーヴが監督を担当。2019だった前作から30年後の2049年が舞台となる。

AIの進歩でここまで来たかと思わせるシーンが盛りだくさんだがここ数年のAIやIotの発展を見ていると全く違和感がないようだ。描かれた未来の世界が暗く荒んでいるのは我々への警鐘に違いない。

 夜のネオンに日本語の文字が目立ったり、権力のある人物が着物を着ていたりと独特の世界観がある。少し前に見た「ゴースト・インザシェル」もこの映画の影響を受けたはず。

じっくりと見せてくれる映画になっていて、人間はどうなってゆくのか?生命の尊厳とは?と重く問いかけるものが伝わってくる。

 

 

映画『ブレードランナー2049』日本版予告編


「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」

2017-07-31 21:48:19 | 映画[ハ行]

 

  若かりし頃のジャック・スパロウにはめられて魔の三角海域に「海の死神」となって幽閉されたサラザールが解き放たれて幽霊船とともにジャックへの復讐に向かう。ジャックが逃れる術はどんな呪いも解くことができる「ポセイドンの槍」を手に入れること。一方、かってジャックとともに冒険を繰り広げたウイル・ターナーの息子ヘンリーもまた、父にかけられた呪いを解くために「ポセイドンの槍」を探していた。そんな彼の前に槍を探す手がかりを握る女性天文学者カリーナが現れて・・・・

  おなじみの仲間たちに若く頼もしい新ャストを加えて、明快なストーリーに息をつかせない速いテンポのシーン展開が功を奏して私はこのシリーズで一番楽しめた。ジャックのハチャメチャぶりはこれまた頂点で途中ハラハラドキドキもさせられるが、最後は満足たっぷりのエンディングだった。またハチャメチャジャックを見たくなりそうだ。

 

パイレーツオブカリビアン 最後の海賊 最新日本語最新予告編!

 


『パワーレンジャー』

2017-07-18 18:29:00 | 映画[ハ行]

 

 

 日本から発信されたコンテンツがまた世界中が求める新たなヒーロー映画になってハリウッドから日本へ帰ってきた。総製作費120億円というから驚く。ただ、余りにも戦闘のスケールが小さくて短かったので本当にこれだけ使ったのか?と疑問も。

 アメリカへ「スーパー戦隊」が渡ったのは1993年、アメコミにも特徴的なヒーローたちが沢山いるが、レッド、ブルー、ブラック、ピンク、イエローと五人が各々の力を合わせて初めて敵を凌ぐ力を発揮するという、それも男女混合、皆が若者たちという身近な存在であることもアメリカの子供たちの心を掴んだのだろう、米国の子供番組史上最高の視聴率を稼ぎだしたという。

本作はパワーレンジャーになれるまでの紆余曲折や五人の葛藤を表現するのに時間をかけたのも見るものの共感を呼んで良いと思った。

   

 

ハリウッド版スーパー戦隊が変身!『パワーレンジャー』予告編


『ハクソー・リッジ』

2017-07-01 12:46:40 | 映画[ハ行]

                                                         

  第二次大戦沖縄の断崖要塞「ハクソーリッジ」での戦いで実際にあった常識を覆した一人の衛生兵デズモンド・デスの実話。彼の子供のころから、入隊にいたるまでそして入隊後に待ち受ける苦難の障壁。そして地獄の如くの戦場「ハクソーリッジ」へ。

殆どCGを使わず実写で撮ったことを監督メル・ギブソンへのインタビューで知って見たが本当なのか?と疑いたくなるほど戦いの場面は熾烈極まる、現実そのものの映像ばかりだった。

過激な戦闘の繰り返しで今にも自分に襲い掛かるかもしれない死の恐怖の中で、自分を捨てて人間の命を助けようとする彼の姿から、見る人は誰もが彼の崇高さに心打たれる。

 メル・ギブソン監督がまたひとつやってくれたなと感激した映画だった。

 

                            

『ハクソー・リッジ』本予告編


『美女と野獣』

2017-05-08 19:45:23 | 映画[ハ行]

                                         

  2014年公開のフランスのクリストフ・ガンズ監督で映画化した同名実写版も見たが、BIESTの描き方が全く違った。ディズニー版の方がより優しく、強く、男らしく、知的で、何より可愛いところがある。人によって好みは様々だろうが、私はこちらの方が数段好きだ。さすがディズニーと実感し感激した。主人公のエマ・ワトソンについても私も高い評価。ハリーポッターを全作品見て来たので時々ハーマイオニーと混同してしまうのでは?と自分でも心配したが全くその怖れは無かった。むしろそれがとても大きな親密感と安心感を与えてくれた。

 期待通りとても良い出来だった。

                  

 

映画『美女と野獣』日本版予告編


『パッセンジャー』

2017-04-03 19:30:10 | 映画[ハ行]

                                                  

 20XX年 全員が冬眠した5000人の乗客乗員を乗せた豪華宇宙船を舞台に0年も早く目覚めることになってしまった主人公ふたりの運命を描いた話題作。

オスカー俳優でもある若手人気女優 ジェニファー・ローレンスとジュラシック・パークなどのヒットを演じたクリス・ブラットが主人公。イミテーション・ゲームの監督 モルテン・ティルドム監督。

 舞台は豪華客船の中のような広く快適な宇宙船。それも未来の未体験のゾーンなのでこれを見るのがまず楽しい広大な宇宙のなかでのラブロマンスに突然襲い掛かるパニックと飽きることのない次から次への展開で非常に面白かった。数あるSFの中でもこれだけ美しく、魅惑的な映画は少ないのではないかと思う。SFファンでなくとも必見。

 

 

                    

映画 『パッセンジャー』 予告


『本能寺ホテル』

2017-01-20 08:12:50 | 映画[ハ行]

       

                

映画「プリンセストヨトミ」の製作メンバーとキャストが再集結し、HIROシリーズをヒットさせた鈴木雅之監督(歌手と同性同名です)が描く、歴史上の有名な出来事をステージにした奇想天外なタイムパラドックス映画。

プリンセストヨトミをはるかに超越して面白い、「綾瀬はるかの真骨頂作品」と言えます。

織田信長役の堤真一が目立たないということでは無いですが、こちらは草刈正男にでもさせればそれなりに成り立ったかもしれません。しかし綾瀬はるかの方はこれに近づける人はいません。他に類を見ない人の良さ(天然とは言わないです)と素晴らしい明るさ、コケティッシュな魅力は彼女でなくては出ません。

楽しいシーンが盛りだくさん。自然と推理をしてゆくように観客の興味をそそる仕組みが良く考えられていて文句なく楽しめる映画です。

 

 

『本能寺ホテル』予告


『バイオハザード:ザ・ファイナル』

2017-01-11 19:42:46 | 映画[ハ行]

                                     

 

2002年の登場から今回が第6作目。これまでもこれで終わるのかと思いながら見てきたこのシリーズは、やはり最後はこうでなくてはと思わせる完結作。冒頭に物語の発端やこれまでの重要な人物たちも説明されるので、この一作だけを見ても面白いことは約束できる。第3作と4作に登場した人気キャラのクレアも再登場し、また新たに女戦士コバルト役でローラが登場するのも話題。彼女の登場する時間は短いが普段では見られない女優としてのローラが見られる。

 ミラ・ジョボビッチのアリスはこれまで以上に強く機敏でかつ魅力的だった。この作品の撮影の少し前に二人目の子供を産んでからのアリスへの復帰は凄いと言わざるを得ない。流行りの言葉で「神ってる」そのもの。その凄さは見てもらえばわかる。

 展開もスピーディでわかりやすく 申し分なくこれまで以上の傑作と思う。

                                       

映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』新予告編