2002年の登場から今回が第6作目。これまでもこれで終わるのかと思いながら見てきたこのシリーズは、やはり最後はこうでなくてはと思わせる完結作。冒頭に物語の発端やこれまでの重要な人物たちも説明されるので、この一作だけを見ても面白いことは約束できる。第3作と4作に登場した人気キャラのクレアも再登場し、また新たに女戦士コバルト役でローラが登場するのも話題。彼女の登場する時間は短いが普段では見られない女優としてのローラが見られる。
ミラ・ジョボビッチのアリスはこれまで以上に強く機敏でかつ魅力的だった。この作品の撮影の少し前に二人目の子供を産んでからのアリスへの復帰は凄いと言わざるを得ない。流行りの言葉で「神ってる」そのもの。その凄さは見てもらえばわかる。
展開もスピーディでわかりやすく 申し分なくこれまで以上の傑作と思う。
映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』新予告編