この原作のコミックは1967年に連載が始まったというから、スターウオーズ公開の10年前。
ジョージ・ルーカスも影響を受けたのではないかと言えるほど幻想的でもあり、コミカルでもある様々な異星人の描写などから、この種の物語の原点とも言えるような作品。
「レオン」「フィフスエレメント」などの監督リュック・ベッソンが、永年諦めていた映画化をCG技術の発展した今だからやっとできたというSF超大作。
スターウオーズと違って、主人公たちがコミカル。そしてさわやかな色気が満載。連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)は同僚ローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)に言い寄るのだけれど相手にされない。そんなローレリーヌの可愛さにくぎ付けになる。エンターテインメント性抜群。こんな映画も息抜きに見るのもとてもいい。
リュック・ベッソン SF映画 『ヴァレリアン』 予告編