花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

姫路城

2016年04月11日 01時02分01秒 | 春夏の風景
桜の季節の平日に1日お休みがとれたので、雨にはなったがむしろ人も少なくて良いだろうと姫路城を見てきた。
塗り直したのも、もう結構前のニュースになってしまったが、一度行こうとは思っていたのだ。



ちょっと品に欠けるほど白いという話も聞いてはいたが、曇天下で雨や湿気に霞んでいると、遠近感もぼやけて実際より遠くに大きいものがあるように見え、不思議で趣深い雰囲気。



城の中は特になにもないが、上から見る曲輪の構造は格好いい。桜もきれい。しかしやはり人は多い。



大阪城などとは比べようもない、ちゃんとした遺構であることに間違いはないのだが、瑕瑾があるとすれば、敷地内に動物園が併設されていて、城エリア内でも外れの方では牛やインコなど動物の鳴き声が響いてにおいもすることだ。
大阪城の鉄コンぶりはまさに昭和センスだが、姫路城でも昭和センスを楽しめるとは知らなかった。これはこれで苦笑い系の愉しみがある。ほかの城はどんな昭和センスがあるだろうか。