「新倉銀座」の面影その1 2007年10月10日 | 峡南(身延・早川・南部) 早川町の新倉(あらくら)地区は、昭和20年代末から40年代にかけて、林業や発電所建設の隆盛期に、わずか数百メートルの区間に商店や娯楽、宿泊などの施設で賑わい「新倉銀座」と呼ばれるほどであったと言う。今はその面影を残すものは僅かであるが、探訪に出かけて来た。 この個人邸は昭和5年の建築とのことで新倉銀座の取っ付きにある。玄関脇の梅鉢窓や戸袋、手摺の欄干などに凝った意匠が見られる。