元サラリーマンの植物ウォッチング第7弾。写真はクリックすると大きくなります
多摩ニュータウン植物記Part7
野鳥・25〜ハシブトガラス
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カラスと言えば童謡“七つの子”が思い浮かぶが作詞家の野口雨情が見ていたのは山に古巣があるこのハシブトガラスのようだ。その“七つの子”の歌詞について、昔からそれが“7歳の子”なのかそれとも“7羽のヒナ”なのかと論争が繰り返されてきた。そもそもカラスは7歳になればもう大人だし、一度に7羽のヒナを育てることもないのでどちらも当てはまらない。野口雨情は息子が7歳の頃にこの歌を作りまた野口雨情自身も7歳の頃に母親と別れたということがあり“7歳の子”説が有力視されたが、野口雨情は当然この論争を耳にしており後年『歌詞をどう理解するかは歌う人の勝手でしょう』と言ったとか。
♪♪からす なぜなくの
からすは 山に
かわいい 七つの子があるからよ
かわい かわいと からすはなくの
かわい かわいと なくんだよ
山の 古巣へ 行ってみてごらん
まるい目をした いい子だよ
(『七つの子』作詞:野口雨情 作曲:本居長世 大正10年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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