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野鳥・26~ヒヨドリ

 センダンの果実を食べに来た「ヒヨドリ(鵯)」。日本国内ではごく普通に見られる留鳥で体長は25~30センチ。当地では公園や緑地に多く生息し『ヒーヨ、ヒーヨ』とか『ピー』などと甲高い鳴き声が良く聞こえる。センダンは核果で果肉はわずかしかなく、当地ではガマズミサンシュユの果実が食べ尽くされると次はセンダンの果実に群がる。
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ヒヨドリジョウゴ・5~向山緑地

 正月の箱根駅伝は駒沢大学の完全優勝で終わったが古豪の中央大学は往路、復路とも2位となり総合2位は素晴らしい躍進だった。来年の100回大会では間違いなく優勝候補の一角に挙げられるだろう。その中央大学“多摩キャンパス”に隣接して東南側に向山緑地がある。鬱蒼とした雑木林や竹林で面積はざっと10万平米はありそうだ。緑地内の山道は細くアップダウンが多いので訪れる人はほとんどいない。この日も緑地内では誰とも出会わなかった。春のスミレが咲く頃にまた来てみよう。
 写真は向山緑地の林縁に生育してる「ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)」。ナス科ナス属の多年草で8~9月に集散花序を出し直径1センチほどの花を咲かせる。果実は晩秋に赤く熟しモビールのように垂れ下がる。ヒヨドリが群がり酒に酔ったように好んで食べるということで名付けられたが実際は毒があるためか野鳥が食べることは少なく冬でも残っていることが多い。
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