闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

12月4日(月)は大安でした

2006年12月06日 | 道場日記
 木元道場では、来年1月からオープンする青葉台道場のお祓いの日でした。じむちょーも大切なその日に新しい常設道場に伺わせていただきました。びっくりするほど栄えた青葉台駅を降りて歩くとすぐ、青葉台交差点の角にあります。通り沿いに明るい窓のある素敵な道場です。新しい道場ってやっぱりいいですねぇ~。木元道場創設以来、ずっと師範を支え続けてこられた喜田師範代が、この道場の責任者です。よい道場になること間違いなし。沢山の方がまた木元道場の仲間となり、空手を通じて幸せになれたらいいなぁと思いました。いつも控えめな師範代が、とっても嬉しそうで、昨日のお天気と同じ爽やかな気持で帰ってきました。

 日曜日には、白・オレンジ帯の審査がありました。特に白帯さんは、初めての審査で勝手がわからず、よけい緊張したのではないでしょうか?小さな子供達にも審査前は、かなり厳しくなりますが、いつもと違う場所で長時間集中し、力を出すのは思うより大変です。何より本当に昇級したいと本人が思うこと、その為にどれだけ必死な気持になれるかだと思います。今現在自分がもっているものを表現することもたやすいことではないですね。それは最初の帯だけではなくて、これからもずっと続くことなので。
せんせーの言葉が、心に届いて入っていくのにもそれぞれ個人差があります。中には本当に時間がかかる人もいます。それは大人も子供もです。空手を続けていく中でいろいろな出来事があって、本人がいろいろな意味でやっぱり強くなりたいと思っているからこそ通じるものだと思います。
 今回審査を受けた人の中に、中国人の稽古生の方がいます。日本語はほとんどわからない状態で入門されましたが、月曜日から金曜日まで、ほとんど休みなく稽古に来ています。挨拶など教えられた作法は、きちんとされていますし、稽古もいつも一生懸命です。みんなの動きをみて言葉の壁を乗り越えがんばる姿は、ともに稽古をしている皆にも良い影響があると思うし、何より笑顔でにこにこしながら通っている姿は、すがすがしいかぎりです。全日本応援の寄せ書きをお願いしたら『強くなります』と日本語で書いてくれました。今回も道場訓を立派に書いていたそうです。学びたい、強くなりたいという気持があれば、どんな状況の中でも頑張れるのだなぁと思いました。昨日・今日の稽古にも変わらずやってきました。ぜひぜひ空手を続けていって欲しいです。