闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

2007年冬合宿!!

2007年01月16日 | 道場日記

 何より見事な晴天に恵まれ、体調を崩した方も少なく、スケジュールもスムーズでとても楽しい合宿となりました。みんなで元気に無事帰ってこれる・・・これ基本ですから。
 予定より早く宿に到着し、諸注意を聞いた後、各自目的に合わせて体育館で充実した稽古をしました。その後、おいしいと評判の夕食です。今回文庫の少年部は、女子2名を含めて10名の参加でしたが、なんとそのうちの男子7名が全食完食でした。ちなみに夕食のメニューは、ご飯、肉団子入り具沢山味噌汁、エビフライ、コロッケ、から揚げ、付け合せ野菜、ポテトサラダ、りんご、たことわかめの酢の物、刺身の盛り合わせ、あとなにかあったような?大人と子供同量です。それらをぺろりです。なかにはおかわりをする子もいます。いつからか始まった決め事ですが、次こそは!と毎回目標にしている子もいます。刺身のつまや薬味など全てを食べなければ完食となりません。もともと食の細い子もいますので、最初からできたわけではないからこそ、価値があります。合宿に来る毎に少しずつ食べれる量が増えて、自分の意思で、食べられなかった物も涙を流しながら食べます。それで好き嫌いを克服できた子もいます。部屋に戻ってもお菓子にほとんど手をつけません。食べることに真剣な子供達の顔は本当に可愛いです。飽食の今、なかなかお家でも見られない姿かもしれません。時間はかかってしまうことがありますが、みんなで競い合い、励ましあえる仲間があってこそだと思います。「大食は強運なり」大山館長のお言葉だそうですが、子供達に強運が訪れますように・・・。
 今回、昨年同様、高橋指導員が、多忙にも関わらず、初日の夕方から参加して下さって、やはりビシッとしまった感じです。昨年は天候不良の為、山登りができませんでしたので、今年こそはと一般部の皆さんをひっぱっていって下さいました。
普段憧れの黒帯の先輩と触れ合ったり、話せたりできて、とても貴重な時間を過ごせたのではないでしょうか。子供達もみんな頑張りました。
 山登りから帰ると餅つきです。お餅を食べてからの朝食は、残してしまう子も多い為、今回からは、お雑煮やあんころ餅などで同時に食事を済ませてしまうこととなりました。つきたてのお餅が追いつかないほど盛況でした。おいしかったです。
 その後、体育館で試し割りです。子供達も力がついてきたのか、みんなのりのりで
割っていきます。大人の皆さんも普段はなかなか機会がないので、緊張しますが、それぞれ申告枚数を完遂していきました。皆とっても嬉しそうでした。
 そして、そして、最後の寒稽古(寒中水泳)です。覚悟を決めた人たちは、黒帯の先生達の号令の下、海に向かって正拳突きです。その後、ずんずん海に入っていきます。普段気合の苦手な人だって、気合を入れなきゃいられません。悲鳴に近い声も聞こえてきますが、みんないい顔してるんですよね~。興味のある方は、ぜひ一度冬合宿にご参加くださいね。
 今回、合宿に参加した皆さん本当にお疲れ様でした。体調が万全じゃない方、忙しくて準備不足のまま参加となった方もいたかもしれません。でも試合も審査もそうですが、色々な状況をおして、勇気をもって一歩踏み出したことほど、素晴らしいことはありません。
 稽古もまずは一回、一回と参加していってください。