闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

ここにしか咲かない花

2007年02月20日 | 仲間たちへ
 文庫道場の太陽のような男(リョーちゃん)より、コメントありましたので、少しじむちょーもリョーちゃんが、話したという道場開設当時のことを書きたいと思います。(恐ろしかった方ではなく、楽しかった方を担当ね♪)
 開設当初といえば、ありがたいことに毎日のように一般部の入門があり、横須賀移籍組の先輩達にまじって、一クラスに毎回20人以上の人達が稽古に来ていましたね!それも顔なじみ、まるで大家族のようでした(笑)稽古で誰かしらににすれ違うから、他の誰かの様子がそこから自然に伝わっていくような・・・もちろん稽古は、初心者なりに厳しいものでしたが、その後のコミニケーションもいっぱいでした。じむちょーも毎晩最後まで事務所にいましたので、一般部の稽古に出て、脳酸欠でセンセーの声が遠のいていたっけ。息子は、皆の気合が子守り歌がわり、すやすや事務所で眠らせて育てていただきました。
 無我夢中、忙しい日々でしたが、楽しい毎日でもありました。でもその頃、センセーに念を押されていたことがありました。『覚悟をしておくように』と。それは、自営業の大変さや訪れるかもしれない貧乏生活?とかではなく、私の性格を見越して、『思い入れの深い稽古生との別れ』です。月日が流れ、確かに本当に私にとってそこが一番辛いとこだということも知りました。きっと師範やマネージャー、長く空手を続けてきた先輩方は、いくつもの仲間との別れも乗り越えてきているのだと思います。いくら経験してもなれるということはありません。ただこちら側の勝手な思いでは、どうにもならないこともあるということです。それならどうしたらいいのか?それは道場を良くしていくとこしかありません。皆が戻ってくる場所として、他にはない大切な場所として、家や学校・仕事場以外のもう一つの場所として・・・。
 以前ブログにかいた中野家との最後の少年部の稽古で、あけみに内緒でかけた曲があります。ともに’コブクロ’の『桜』と『ここにしか咲かない花』という曲です。
センセーも大好きな曲です。