闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

卒業おめでとう!

2008年03月22日 | 道場日記

 今週は幼稚園の卒園式、小学生の卒業式が多かったようですが、水曜日の少年部にその日に卒業式があった子を含めて、沢山の子供達が来てくれました。

 思わず嬉しくて写真を撮ってしまいました!チカラ、ジョウジ、カナウ、サキ、ヒロキ、ナオヤ、ショウシ、ソウタ、ヒロト。ここには写っていませんがナツ、コウキ、ツバサ、タイチも今年中学生になります。みんな大きく、優しく、礼儀正しく、立派に成長しています。今は北海道にいるカズマもそうでした!

 このところ、中学生になっても空手をいろんな形で続けてくれる子が多いので、昔に比べて道場にも自然に中学生が存在しています。それぞれに小学生時代を空手の痛さや怖さに立ち向かってきた、ナチュラルで(せんせーここ大事にしています!)優しい子達ばかりです。中学生になると生活の変化があるので小学生の頃のように稽古になかなか来れなかったり、昇級もタイミングが合わなかったりしますが、体力や集中力が上がってきて、他での成長を含めて逞しくなってくれています。

 小さな頃はご父兄に連れられて、中には高学年になるといろいろな場所から電車やバス、徒歩や自転車で道場に通ってきてくれています。空手は「恐さ」はつきものなので、足の重い日もあったと思います。(これは大人の方も気持ちがわかると思いますが・・・)だからこそ、そうして通った日々を誇りに思って欲しいです。

 祝日だった木曜日、たまたま家族で道場にいました。すごい雨、風の中、ちょうどその時間にヒロキが今週末が締切の合宿の申込をしにきました。幼児の頃から空手を続け、引越しやサッカーを始めたりといろいろありましたが、先日の審査で念願の緑帯を取得しました。黄帯の一本線も長く、組手もガッツがあり、こつこつ頑張ってきたので6年生の一区切りとしても帯をとらせてあげたいと考えていました。自分の審査を終えて夜の昇段審査まで残って見学していきました。空手が好きなんだろうと思います。そして彼の心を揺さぶるものがあったんだと思います。

 前日の稽古のときに貸した傘と合宿のお金を大事そうにもって、ひとりで道場にやってきたヒロキの冷たくなった手に触れて、本当にじ~んときてしまいました。

 中学生になるといろいろな事があると思います。でもそれぞれの歯をくいしばって頑張った日々は絶対に消えません。自信を持って立ち向かって欲しいと思います。

 卒業本当におめでとう!