闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

第3回型大会

2008年03月30日 | 道場日記

 第3回ということで、沢山の方が型を一生懸命稽古されたことが形となってさらに素晴らしい大会となったと思います。やっぱり目標って凄いなぁと思いました。

 文庫道場では酒巻貴美代さんが二連覇で優勝、吉岡陸人君が準優勝されました。
酒巻さんは第一回型大会の出場から型・組手に関わらず、ずっと試合に出場し続けて、それが見事に花開いています。きゃしゃな身体で満身創痍の状態、今はとにかく稽古に沢山出て頑張っています。もともと運動神経は抜群にいい方ですが、お子さんと一緒にという制約の中、以前は少年部だけで精一杯頑張っていました。試合には出場していませんでしたが、試合のスタッフ、行事の参加、道場のサポート役として欠かさず影で道場を支えてきてくれた人です。いつもいつも入賞していた人を祝福する側にいた人です。その時期どういう気持ちだったか私にはわかりませんが、今の彼女の頑張りは本当に嬉しいです。
 道場にはそうして色々な制約や事情の中、長い期間、それぞれの形で空手を必要とし、頑張ってくれている人が他にもいますがこんなに嬉しくありがたい事はありません。

 型の試合は今回が初めての出場だった方もいましたが、本当にその勇気に値する経験だったのではないかと思います。「いい稽古になりました」「またリベンジします」と言ってくださった方もいました。それは頑張ったからこそ言える言葉で、何よりさらに稽古したいと思っていただけて本当に嬉しいです。

 「勝っても負けてもそれをどう生かしていくかが大切だ」

 師範が最後にお話下さいました。

 試合を通じて、審査を通じて、稽古を通じて、その先に素晴らしいものがあると信じて頑張っていきたいです。

 選手の皆様・ご家族の皆様本当にお疲れ様でした。応援に駆けつけて下さった皆様、ご理解・ご協力をいただきました稽古生・ご父兄の皆様ありがとうございました。
 いつもこのような場を与えていただいている木元師範と準備・進行・審判をして下さった黒帯の先生方、お手伝いいただいたスタッフの皆様本当にありがとうございました。