闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

話を聞くこと

2008年10月02日 | 道場日記

 今週末締切の新人戦に挑戦する人がかなり多そうです。審査も終え、新人戦をひかえて少年部の中上級では、

 

 

 あの「サポータつけて」の言葉が稽古を初めてまもなく・・・。

 

 

 この「覚悟する」感じは、子供といえどもあるはずで、空手をやっていてわかってない人はごくわずかだと思う。

 

 

 そんな緊張感の中、センセーの話を聞いていない一人の稽古生がいた。

 

 

 辛抱強いセンセーが、今までにも同様のことでかなり怒ったことのある子でした。

 

 

 「道場という厳しい場所、恐い場所のこの状況でも話が聞けないということは、たぶん家や学校でも話を聞いてないって事だと思うけれど、○○の人生において『人の話を聞く』ってことは大事なことだと思うよ。」

 

 

 とセンセーは静かに言った。

 

 

 家族以外に・・・

 

 

 【その人のことを本気で思って言ってくれる人】ってそんなにいなかったりする。

 

 

 【その気持ちを受け止められない人】ってとっても残念だよね。

 

 

 【受け止められない人は人に伝えることもできないことが多い】と思うし・・・。

 

 

 空手だけじゃなく、他のことにも通ずると思う大切なことだと思うんだ。

 

 

 「この人はこんなにも自分のことを思ってくれている(いた)」って気づけることって幸せなことだよね。

 

 

 そんな機会を逃しちゃもったいないと思う。

 

 

 そんな出逢いは、人生のかけがえのない宝物になるのに・・・。