闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

全日本2日目

2009年10月04日 | 道場日記

 塚本選手の4度目の全日本優勝で第41回全日本大会は幕を閉じました。本当におめでとうございました。無差別の全日本の優勝という大きな夢に全ての選手の方たちが懸命に闘っている、その努力と思いこそが全日本大会を素晴らしい大会にしているのだと思います。

 ユース選手の皆さんの成長ぶり。また先日のワールドカップ日本代表選手の皆さんの悔しさ、ロシアでそれを目の当たりにしてきたからこそ、今回の全日本大会に出させていただくにあたり、センセーも試合前、本当に色々なことを考えているようでした。稽古して稽古して、考えて、悩んで、稽古して稽古して、稽古方法を修正して、また稽古して・・・。でもはじめから勉強させてもらう為に大会に出ている訳ではないと思います。真剣に勝つことを考えているからこそ、その重みを背負ってこそ得られることがあるのだと思います。
 そしてこの悔しい気持ちに打ち勝って、立ち上がって、また歩き出すことにも、自分を本当に強くできるかがかかっているのだと思います。


 「みんなにもいろいろなことにあきらめずに頑張って欲しい。」


 センセーなりのやり方で、稽古生の皆様、師範や木元道場の皆様、新極真会の皆様、そして自分を支えてきてくれた空手に恩返ししていきたいと考えているのだと思います。

 

 「忠は孝なり」

 

 センセーの好きな言葉です。

 

 昨日に引き続き、応援、観戦に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。ぜひご自分の空手に生かしていってください。胸に響いた感動でまた一歩を踏み出して欲しいと思います。今日から稽古あります。
 少年部の演武のみんなも演武元気に頑張りました。普段あまり一緒にならない初級と中上級のみんなでわきあいあい、なんだか楽しそうにしていました。ご家族の皆様もありがとうございました。生で試合に触れることは素晴らしいことです。きっと子ども達は何かを感じてくれていると思います。

 自分が空手を頑張れば頑張るほど、大切に思えば思うほど、試合の素晴らしさもより感じることができると思います。きっと全日本の舞台に立たれる方もいるでしょう。またみんなで頑張っていきましょう。

 そして保本先生、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。押忍