2011年鏡開き稽古と2010年度努力賞表彰が東神奈川道場にて行われました。黒帯さんから白帯さんまで木元道場の稽古生の皆さんが一同に会し、共に稽古をします。
偶然にも昨日センセーが、少年部の真ん中のクラスで言ったのと同じように、
「基本稽古を全力でできない者は、試合で強くなれるはずはない。」
と師範がお話下さいました。今までに強化合宿や海外の稽古で多くのトップ選手となられた方々をご覧になってますます確信されたそうです。
これは、私達全ての稽古生に対してのメッセージでもあると思います。
そして、稽古で先生も誘っていましたが、できたら心あらたまる鏡開き稽古にぜひ出席してみて欲しいと思います。木元道場生なら白帯さんでも参加できます。
その後、各道場より、一般部・少年部それぞれ1名ずつ努力賞の表彰をしていただきました。どの方も見習いたいな~と思う方ばかりで、やはり存じ上げない方はほとんどいませんでした。本当におめでとうございます。
文庫道場の2010年度努力賞は、一般部が濱中正光さん、少年部が賀来聖翔君が選出されました。今回も誰もが認めるお二人だと思います。今のお二人からは想像できないかもしれませんが、始めから器用だったり強かったわけではなく、とにかく稽古を沢山沢山して多くのことを克服してこられました。長く続けてきたその努力は素晴らしいと思います。本当におめでとうございます。
センセーが、選出理由で話していましたが、たまたま今回のお二人は大会で入賞していらっしゃいますが、今回も今までも大会の実績に関係なく、優勝したからとれないということでもなく、優勝してないからとれないというものでもありません。総合的に考えて努力賞を選出しています。
だから、毎回努力賞をどなたにするかは、本当に悩んでいます。それは、みんなが色々な形でそれぞれ努力をしながら空手を続けて下さっているからこそのありがたい悩みです。いい意味でこれからもセンセーを沢山悩ませて下さい!みんなの努力はちゃんと見てるぞ!!
今年6年生だった子達の中にも努力賞をもらってもおかしくない子が沢山います。中学生になっても一般部として選出されるチャンスはまだまだあります。大人の方達も空手を続ける限りチャンスはあります。試合の優勝・入賞と同様に簡単ではありませんが、沢山の努力している仲間の中から選ばれるからこそ価値があり、誇りに思ってこれからも頑張って欲しいと思います。
何かに努力をできることもとても大切な才能のひとつであり、その才能をこれからの人生でも生かして欲しいと思います。受賞者の皆さんの言葉のほとんどが、これからも努力を惜しまないと話されていたこと、以前受賞された方やこれから受賞されるかもしれない皆さんが、表彰を共に喜んでいらしたのがとても印象的でした。
型の試合が行われるようになったことが稽古生の皆さんの良い目標になっていると茂木浩之先生がお話しされていましたが、毎年努力賞という素晴らしい賞を与えてくださる木元師範に心から感謝いたします。
また受賞者の皆さんをサポートしていらっしゃるご家族の皆さんも尊敬いたします。
これからもみんなの努力を見逃さぬよう、またみんなの努力にこたえられるような道場にしていきたいと思います。
ありがとうございました。押忍