緊急事態か確認事項以外、めったにかかってこない(笑)道場からのセンセーからの電話が昨日はかかってきました。
だいたいそういう時は・・・
「今日、久々な人が稽古に来ました!誰でしょう?」
といきなり質問の電話です。電話の向こうの嬉しそうな顔が見えるようです。
「ん・・・○○さん?それとも○○さん?」
思い当たりそうな何人かの名前を答えます。(候補は正直かなりいます)
昨日は、超久々な人が来てくれました。今年は年賀状で結婚をお知らせしてくれた方が何名かいましたが、その中のお一人で、なんと!!職場も自宅も埼玉になってしまったらしいです。
でも・・・久々の稽古に出て、
「また頑張ります。宜しくお願いします。」と言って帰っていかれたそうです。
きちんと道場使用料も払い続けられているので、こちらからは特別に連絡を入れたりしません。
でも時折、名簿を見て、センセーと「元気でやってるかな~稽古来てくれるといいね」と話します。
「いつか来ようと思ってるよ。」
センセーは、変に自信満々で言います。長い経験から言うのでしょうか。たぶん信じてるんです。
だからこそ、昨日みたいにわざわざ電話かけてくるほど嬉しいんでしょうね。
文庫道場も昔は黄帯でも稽古においそれと行けないと考えるほど、新しい帯の方が多かったです。
道場も10年近くなり、黒帯さんも増え、数少なかった緑帯どころか、茶帯の方も多くなってきました。
それぞれ事情も生活環境の変化など色々あるので、空手歴や年齢に関係なく、帯が上がったりしています。
一般部クラスの人数が、ひとり、二人という日も少なくありません。めったにないですがゼロの日も。
以前、桜田先輩が、洋子さん(奥様)に稽古から帰ってきて言って下さったそうです。
「センセーは本当に凄いよ。本当に自分がどんな状況で行ってもきちんと稽古ができるように考えて指示を出してくれるよ。いつ行っても大丈夫だ。」と。
もちろん甘い稽古なはずはありません。でもおひとりおひとりの状況を見て声をかけていると思います。
年もあらたまり沢山の方が、目標をもって動き始めて下さっています。審査や試合、合宿への挑戦も素晴らしいと思います。
でもなかなか来れなかった稽古に来てくださることだって、大きな大きな一歩だと思います。
センセー本当に嬉しそうでした。稽古生のみんなも同じ気持ちだと思います。
それぞれの稽古始めお待ちしています。
押忍