闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

10周年記念演武会

2011年07月14日 | 道場日記

 10周年合同稽古では、師範を加え、文庫道場の黒帯の指導員さんによる演武をしていただきました。

 凄かったですよね~!!バッチリビデオで撮影しましたが、もったいないのでここでは公表しませ~ん!!(みんなで行った基本稽古・帯別の型披露と共に大切に保存します)

 最初は、播田指導員によるヌンチャク。あんな特技があるとは存じ上げませんでした(笑)。播田指導員はシニアの世界では知らぬ者がいないほど、大きな大会で数々の成績を残していらっしゃいます。飄々としてみせて実は熱い人です。昨日も7月末に行われるドリームカップに向けてガンガン追い込まれていたそうです。

 その次に披露してくださったのは、田中指導員と沓澤指導員です。共に体育館時代からの稽古生でガチ育ち、業師のお二人の約束組手は素晴らしかったです。前で見ていた子ども達が、「うわ、うわ」っと言っていました。あのサポーターなしの生音の臨場感をきっと感じてくれたのでしょう。板割りも気持いいほど切れていました。

 3番手は、石井指導員の鉄槌によるブロック割。見事完遂。石井指導員のあの凛とした雰囲気と空手へのストイックさにはファンが多く、また石井指導員自身も文庫のみんなを大切に思ってくれています。昨日の強化組手にも加わってくださったそうで、シニアの皆さんの成長ぶりに驚いていたそうです。

 そして、先生とは30年近くもの間、共に歩んできた高橋指導員の演武です。文庫の筆頭指導員であり、指導員さんの間でも信頼が厚く、強さも人間性もかね備えた素晴らしい方です。いつも黙ってセンセーの意をくんでくれる私も見習わなければならない人です。
 演武の準備段階から色々と考えてくださり、水曜日の稽古の後にリンゴを真っ二つに割って見せてくださったときには、鳥肌が立ちました。リンゴとスイカ、あのバット折の仕方は見たことがありません。普段から補強や部位鍛錬も怠らない恵吾指導員ならではの演武だったと思います。

 センセーの寸剄カワラ20枚も見事成功しました。(*^^)v

 茶帯の皆さんにも演武の持ち手をお手伝いしていただきました。持ち手も非常にむずかしいもので緊張したと思います。でもセンセーは次に続く世代として経験して欲しかったそうです。   

 空手というといつも「カワラを割るの?」と聞かれることも珍しくないですが、普段はほとんど行いません。黒帯さんだってお祝いの席で時々やられるぐらいで、皆さんは冬合宿で板割りに挑戦したぐらいだと思います。

 大切なのは、普段の稽古なのだと思います。

 昨日の少年部の稽古で、「小学生は黒帯になれないのかな~?」と聞いてきた子がいました。きっと目の前で見て憧れてくれたのだと思います。

 指導を受けてみて、感じたと思いますが、皆さん強いですが、優しく尊敬できる人ばかりです。合同稽古の朝は私達より早く道場について打ち合わせをし、道場の掃除をして下さっていました。(感動(T_T))

 本当に素晴らしい自慢の黒帯さんであり、道場の宝です。
それぞれ空手を愛し、強さを求め、鍛錬され続けていて、指導も人間性もとても魅力的です。
稽古の後にも、アドバイスや人生相談も受けていただけるような方たちばかりです。
今回残念ながら、参加できなかった木村指導員(20周年には絶対参加してくれるそうです!!)のクラスを含めてぜひ稽古にみえてください。

 指導員の皆さんにおかれましては、これからも変わらず、ご自分を磨かれ、センセーや道場にお力をかしていただき、道場の皆を導いていただけるようお願いいたします。

 本当にありがとうございました。

押忍