闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

2011年07月16日 | 道場日記

 毎年、全関東大会に協賛広告を出させていただいています。大会の成功と選手の皆さんの健闘を祈って。漢字一文字を真ん中に置いて、選手の名前を載せていただいています。

 実はその一文字を毎回センセーが結構悩んで考えているのですが・・・

 今年は

 『伝』

 でした。

 空手を伝えていくのが、指導する者、先輩としての役目であり、まさに心技体いろいろなものを少しでも伝えていきたいということ。逆に皆さんから伝わってくるものもあると思います。

 合同稽古をはさんで、道場がわさわさしています。ただ出席人数が多いとかではなく、ドリームカップ出場者はもちろんのこと、何年ぶりかの人、何ヶ月ぶりかの人、合同稽古に参加できなかった人も稽古に来てくれています。

 センセーも仕事を持つ身であったこと、私も空手を始めるようになってから身辺に色々なことがおきています。稽古に来れない苦しみは少なからず理解しています。

 皆さんが事務所の目の前で稽古をしていてもそこにとどかない、入れないときもあります。空手をお仕事にしている代表や支部長先生方、指導員の皆様も同じ思いをされることがあるかと思います。

 大好きな空手をできない辛さ

 大好きな空手をできる幸せ

 久々の道場稽古。きつかったこともあるかもしれません。でも稽古に出てよかったと思ってもらえたと思います。炎天下の中、歩いて来てくれた方、猛暑の中、仕事を終えて駆けつけてくれている方、頭が下がります。

 みんなは本当にいい人なので、それは無理をして先日の合同稽古に来てくれた方もいたとわかっています。お祝いの気持で参集してくださったと思っています。

 合同稽古に来てくださった方も

 どうしても来れなかった方も

 今の道場の現状を知って

 ああ変わったな~。ああ変わってないな~。

 両方感じてくれたと思います。

 一番変わったのは皆さん自身かもしれません。長い年月変わらないはずないです。

 でも道場にもみんなの中にも変わっていない何かがあるはずです。

 お互いにそれを伝えあえる空手の稽古。

 道場にはそれがあります。

 稽古待っています。

 もちろん楽しい夏も満喫しながら!!

押忍