今回ご承知のとおり、神奈川県も福岡県も緊急事態宣言が発令される中、行われました第14回福岡県大会に文庫から梅澤彩音選手が出場させていただきました。
結果は女子フルコンタクトの部ベスト8でした。
田中選手に勝てれば3位入賞以上でしたが、JFKO第6回フルコンタクト空手道選手権大会での試合で、優勝した手島海咲選手同様、増設したウエイトトレーニング等や強度をさらに上げた稽古の効果や世田谷道場で行われている関東合同強化稽古での機会をいただいたことへの成果を感じ、引き続き休む事なく稽古を続け、強豪選手が多数出場されるであろう福岡大会での優勝を目指してきました。
引き続きと簡単にいいますが、結果を受け止めて、また前を向いてすぐに目標を定めるって簡単な事ではないと私は思います。元々、楽しんだり、かけがえのない青春時代の時間の多くをひたむきに空手の稽古に割いて、尚且つ学業もこなしています。彼女は通学時間も長いですし、土曜日も学校があります。合同強化の日は学校から一旦家に戻り稽古に伺っています。朝も早く移動が多いのでコロナの猛威にもさらされる機会も多くなります。でも、道場や仲間、出ると決めた試合のことを本当に大切に思ってくれていて、感染対策には人一倍気を遣ってくれているはずです。
この感染状況での出場で、ご家族、道場や仲間を危険に晒すのではないかということ、自分一人のために道場をお休みにしなければならないこと、そして吉岡がセコンドにつくこともとても心配し、ギリギリまで葛藤していたのではないかと思います。
普段から多くは語りませんが、一度自分の発した言葉には責任を持つ子なので、最終的にご家族と相談され、出場を決意したのだと思います。本人はもちろん結果に対しても強い決意を持って出場したはずですので、悔しかったはずですが、道場や仲間の協力や応援に対するお礼の言葉と今回の試合で感じたこと、
「ここまでしていただいたのに勝てなかったのは本当に申し訳ないのですが、(中略)
努力をし続ければ必ず勝てると信じているので、またよろしくお願いします。」と珍しく(笑)長文の文章が送られてきました。
私も信じています。
みんなも信じています。
そして先生も信じています。
移籍してきた手島姉弟もそうですが、彩音達の長年の努力を見続けてきた仲間達はみんな心から応援しています。
身近に濃厚接触者が出られて、稽古を自重してくださっていた方もいたようです。
年齢に関係なく、彼女達の努力は尊いです。だから皆んながそれぞれの形で理解・協力・応援してくれているのだと思います。
そして、彼らの意識の高さに勇気づけられている。
福岡県大会を開催された皆様も日々コロナの状況が悪化する中、天候不順などあり、開催に際してご苦労があったことと思います。
大会を開催していただき本当にありがとうございました。
対戦してくださった選手の皆様、
お声かけ、ご指導くださっている強化稽古の先生方ありがとうございました。
また、試合出場を許可してくださった木元師範ありがとうございました。事務局の皆様もありがとうございました。
応援してくださった皆様ありがとうございました。
ご家族の皆様も遠征本当にお疲れ様でした。
アヤ本当にありがとう。
押忍