板東しょうごの「ふるさと三木に帰れる町に!」

一度三木から離れた若者が、ふるさとに帰ろうとしても、仕事がないから帰れない。若者がふるさと三木に帰ってこれる町にしたい!

12月議会本会議 - 質問原稿

2015-12-12 18:34:37 | 市政報告

12月10日に行った本会議での質問原稿をアップします。実際の質問のときには多少変えていますのであくまでも原稿とご理解ください。


 

日本共産党の板東しょうごです。質疑並びに一般質問を行います。

 

まず初めに、第67号議案三木市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。

 

理事兼企画管理部長が酒気帯び運転容疑で現行犯逮捕されたことをうけて、その道義的責任を取るため市長が給与額の20%を3か月、副市長が給与月額の10%を3か月減額するとのことでした。

本会議1日目の市長の説明では給与を減額する理由を2点示されています。①「衆目を騒がせ三木市の信用失墜を招いたことに対して、市政を預かる道義的責任」と言われています。 

私は市長の言う2つの道義的責任で給与額の20%を3か月減額することは他市の対応と比べると厳しい内容になっていると思います。

しかし、市長が主催した懇親会であり、その時にタクシー帰るようにみんなに言ったとしても結果的に事件が起きてしまった。私は当時議員ではありませんでしたが、ボート事件の時の議事録を見るなかで感じるのは、あの時あんなに厳しい態度で臨まれたのにかかわらず、市長本人がかかわった今回については別人のようである。市長に信頼を寄せていた人であっても、今の市長の逃げとも見れる態度が、市長の姿をみながら成長された議員の皆さんからも厳しい質問が昨日あったように、残念でならないのだと思うのです。

 

最初の質問として、昨日の初田議員、泉議員への答弁の中で、1日たった中で発言の訂正をされるものがあればしていただきたいと思うのですがいかがですか。 

2つ目に、副市長の責任についてお尋ねします。副市長は最高責任者ではありません。また、任命権者でもありません。にもかかわらず、3か月10%減額するに足りる責任とは何なのかお尋ねします。

 3つ目に、教育長の責任についてお尋ねします。教育長は理事兼企画管理部長の最高責任者ではありませんし、任命権者でもありません。また、管理監督責任もありません。にもかかわらず、給与債権の自主的放棄として3か月10%減額する理由は何なのか市長の見解をお尋ねします。

 

次に第70号議案三木市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてお尋ねします。

 

平成27年3月議会において「介護予防・日常生活支援総合事業」の実施時期を平成29年度4月1日と決めたところです。

この度の改正はこの実施時期を平成28年3月にしようとするものです。

実施時期を早めることで、事業費の上限が10%上乗せされる特例を活用できると説明がありました。

 

1つ目の質問ですが実施を早めることのメリットは理解できますが、デメリットや課題について認識をお尋ねします。

2つ目の質問ですが、現在の介護保険の利用者や事業者に対して、3月から移行する周知はどの程度出来ているのかお尋ねします。

 

 

次に第76号議案、平成27年度一般会計補正予算のうち施設型給付事業の私立保育所給付費1億5340万円についてお尋ねします。

 

想定していた入所希望者よりも延べ人数で13%も増えたことと、今年度から処遇改善加算額が新設されたことによって給付単価が増加したことが原因だとしています。

 

一つ目の質問は1億5340万円のうち入所希望者が増えたことによる給付費増の金額についてお尋ねします。

二つ目にH27年度当初予算において想定していた延べ児童数についてお尋ねします。

三つ目に児童数が増えたことによって、幼保一体化計画におけるH28年度の事業費見込みの見直しはされるのかお尋ねします。

 

 

次に、債務負担行為で、市立共同作業所の指定管理についてお尋ねします。共同作業所の指定管理料を引き上げて職員の雇用の安定性を図る為に5年間で前回は4300万円だったものを1700万円増額して6000万円の債務負担行為を設定するものです。

職員の雇用の安定性を図ることには大賛成です。

しかし、民間の作業所運営は市立共同作業所の運営よりも厳しい現状があることをお聞きしました。

 

そこで質問ですが、今後の民間作業所の職員の雇用の安定性を図る施策についてお尋ねします。

 

 

次からは一般質問です。

1番目は、職員の飲酒運転についてです。

 

1つ目に理事兼企画管理部長の言明の場についてお尋ねします。

2つ目に処分の時期についてお尋ねします。

3つ目に議員総会資料の中で「市長等の給与減額について」という資料があり4参考として処分の事例と県内飲酒運転の懲戒処分を一律免職とした市のその後の状況と題した資料を掲載した意図についてお尋ねします。

4つ目は質疑と重複する内容ですが、教育長が給与債権の自主的放棄する理由について教育長の考え方をお尋ねします。

 

2番目は、この度の幹部の慰労会においてある地域の自治会長と三木市が発注している民間事業者の社長が同席していたことについてお尋ねします。

 

1つ目の事実経過については昨日答弁がありましたので割愛します。

2つ目は、なぜ幹部慰労会に自治会長が同席しているのかと通告させていただいていますが、昨日の答弁からは旧知の仲の自治会長とお酒を飲んで何が悪いのかわからないという感覚であると認識しました。

また、元区長会長であり、各部長もよく知っているから問題ないと認識していたということだと理解しています。

市長・副市長のその時の認識は別として、いきなりスナックに行ったら、副市長が声掛けし、市長の旧知の仲の人がいれば、他の部長は今後この人たちの声は大事にせなアカンと思う部長もいるかもしれないと思いませんか。市長・副市長両方の答弁を求めます。

 

3つ目に、昨日からまったく「仕事の話」はなかったと言われています。私が「仕事の話」と言っているのは、談合や直接業者が不当な利益を得る話と言っているのではありません。コミュニケーションの場であるのですから、お互いに情報交換もするでしょう。

公共工事を発注していたら、「あの仕事は順調ですか?」とか「地下にコンクリート埋まっとるから時間かかるで」とか進捗状況を報告したり、求めたりするでしょう。それが普通の感覚ではないですか。

再度、お聞きします。「仕事の話」はなかったのですか。

 

4つ目に職員倫理条例に抵触するおそれについてです。

部長は自治会長と民間事業者が来るのはどの部長も知らなかったから抵触しないと言っておられるようです。知っていたら抵触するという認識でよろしいですか。YESかNOでお答えください。 

 

3番目に神戸電鉄粟生線活性化協議会の事務局体制についてお尋ねします。11月中旬に市役所2Fの交通政策課に行って次回の活性化協議会の日程と、HPの更新が遅れているのではないかとご指摘をさせて頂きました。

1つ目にホームページの更新についてです。発言通告の締切時点において更新が行われていませんでしたので更新時期についてお尋ねする予定でした。通告後すぐに更新されました。市長自らが活性化協議会の会長として就任して市民の期待が膨らんでいるところです。活性化協議会のHPは三木市民だけでなく小野市・神戸市そして全国の鉄道関係者の方が今後の神戸電鉄がどうなるのか注目されているHPであります。職員の数もへり、バス交通の再編で大変な時期ではあったと思われます。HPの更新業務は多くの市民の目にさらされるところであります。

今後はこれまで以上にHPの更新業務について重要視して頂きたいと考えますが担当部長のお考えをお尋ねします。

 

2つ目に活性化協議会の次回開催予定は11月と前回の協議会で確認があったと思います。既に12月の半ばに入りましたがいつ開催されるのでしょうか。また、延期の理由についてお尋ねします。

 

最後4番目に、社会教育法第23条の解釈についてです。

前回の本会議にて公民館の利用者制限について議論をしました。時間がなくなり理解できないまま終わってしまいました。のちの総務環境委員会で確認したところ、議員個人も政党とみなすという解釈をされているということですが間違いないですか。

それであれば、例えば議員に立候補する予定のない市民個人が議会に傍聴されてその様子を皆さんに報告される場合等はどのように解釈されるのかお尋ねします。

 

以上1回目の質問を終わります。