12月議会本会議における質疑「三木市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の部分の質問と答弁の1回目です。
まず初めに、第67号議案、三木市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。
理事兼企画管理部長が酒気帯び運転容疑で現行犯逮捕されたことを受けて、この道義的責任をとるため市長が給与額の20%を3カ月、副市長が給与月額の10%を3カ月減額することとのことでした。
本会議1日目の市長の説明では、給与を減額する理由を2点示されています。1点目を注目を騒がせ三木市の信用失墜を招いたことに対して市政を預かる最高責任者であること、2点目は、理事の任命権者である市長としての道義的責任と言われています。私は市長の言うこの2つの道義的責任だけであれば、給与額の20%を3カ月減額するというのは他市の対応と比べても厳しい内容になっていると思います。しかし、市長が主催した懇親会であり、そのときにタクシーで帰るようみんなに言ったとしても結果的に事件が起こってしまった。私は当時議員ではありませんでしたが、冒頭事件のときの議事録を見る中で感じるのは、あのときあんなに厳しい態度で臨まれたにもかかわらず、市長本人がかかわった今回の事件については別人のようである。市長の信頼を寄せていた人であっても、今の市長の逃げとも見れるこの態度が市長の姿を見ながら成長された議員の皆さんからも厳しい質問が昨日あったように残念でならないのだと思うのです。
最初の質問として、昨日の初田議員、泉議員への答弁の中で1日たった中で発言の訂正をされるものがあればしていただきたいと思うのです。いかがでしょうか。
市長(藪本吉秀): まず、私の昨日の初田議員、泉議員の答弁で訂正するものはないのかということですが、質問の意図がよくわかりませんので、訂正する、どういう意味でおっしゃってるのか私わからないです。その意図が逆に教えていただきたいと思います。
2つ目に、副市長の責任についてお尋ねいたします。
副市長は最高責任者ではありません。また、任命権者でもありません。にもかかわらず、3カ月10%減額にするに足りる責任とは何なのか、お尋ねいたします。
市長(藪本吉秀): 副市長の責任というものにつきましては何かということですが、これはその場に一緒に同席をしておったということでございますので、椿原理事の飲食の場に、飲食、各部長とも一緒に行っていたわけですが、この酒気帯び運転を行ってしまった場に同席していた意味での責任でございます。管理監督責任でございます。
3つ目に、教育長の責任についてお尋ねいたします。
教育長は、理事兼企画管理部長の最高責任者ではありませんし、任命権者でもありません。また、管理監督責任もありません。にもかかわらず、給与債権の自主的放棄として3カ月を10%減額する理由は何なのか、市長の見解をお尋ねいたします。
市長(藪本吉秀)▽教育長につきましては、後ほど教育長にお答えいただければと思います。