あっという間に閉会式ですね。
若い頃、次はまた4年後だなと思っただけですが、4年と言う歳月は歳をとるにしたがってずいぶん短く感じるようになり、同年代の友人知人もすでに複数が川向こうに移住していることを考えると複雑です。
もっとも残っている未来は若い、若くないに係わらず全く解らないので先の事を考えるより、今回見られて良かったなと思うほうが正解なのでしょうね。
さて、オリンピックが終わると足元の問題を考えなければなりません。
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母に有名な むかしばなしの絵本 を買ってあげました。
悪戯きつねが悪さをするのですが、反省していろんな届け物をする、しかし貰った本人は神様からの贈り物だと思っているので、せっかくおくりものをしているのにときつねは不満に思うのです。
また贈り物を届けに行った時、火縄銃で撃たれてしまいますが、きつねが栗を持っているのをみてきつねがくれていたと解るのです。
これは、なんとも悲しい物語ではありませんか。
私が撃った人だったら、悪戯きつねと思って撃ったが、実は良いきつねだったと言う事で一生悩みます。
一時も忘れることは無いでしょう。
一生のうちかかえる不幸、悲しみの上位に位置する出来事になり死ぬまで自分を苦しめることになるでしょう。
( ハッピーエンドの考察 : これはどの既存の物語とも関係ない別の話です )
きつねが倒れている脇に栗の一山がありました。
「 お前がくれていたのか 」
きつねは倒れたまま首をこくっと振りました。
「 ああ、親切なお前におれはなんと言う事をしてしまったのだろう 」
男はきつねのそばに寄って泣きました。
すると、きつねはパッと起きて、
「 オレと解ってよかった、お前が神様がくれていたと思っていたのがちょっとくやしかったのさ。オレと解って良かったよ、同じ一人ぼっち同士じゃないか。 また 持ってきてやるよ 」
そういってきつねは外にストンと飛び出して森に帰って行きました。
男はあっけにとられ、
「 さすが、きつねだ、死んだ真似をして人をだますのがうまいな、でも、当たらなくて良かった。良い奴を殺してしまうところだった 」
男は森の暗闇に向って大声で叫びました。
「 ありがとう 」
めでたし めでたし。
映画でも立ち直れないようなラストのものががありますが、現実は厳しく辛いことが多いのだからせめて物語や映画は気持を軽くしてくれる物が良いですね。
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今日のなぞかけお題 「 閉会式 」
ワクワクしたオリンピックも終わりですね。
調度夏休みの前半で終わり、まだ少し休みが残っている人が多いと思います。
楽しい夏休みを過ごして秋を迎えましょう!
( 追記 )
今朝は4時起きで閉会式を見ました。
2週間、あっという間でしたが、開会式がずいぶん昔のような気がします。
充実した時間はその時は短く感じても、振り返ると長く感じるというところですね。
「 閉会式 」 と かけまして、
「 ソバの不作 」 と ときます。
その こころは、
盛り上がるでしょう。 モリ(ソバ)上がるでしょう。
「 閉会式 」 と かけまして、
「 染み抜き 」 と ときます。
その こころは、
聖火は消えるでしょう。 成果は「消える」でしょう。