もう、この歳になって住宅を建て替える気はしないのですけど、次の代になって建て替えるとすれば、
細かく仕切らない、なるべく大きな空間を確保する。
下手に凝らないでシンプルにする。
凝っても最初のうちだけで飽きる。
使い勝手の変化に対応するためには出来るだけ仕切らず広い空間を確保するのが良い。
水回りは出来るだけまとめる。
素人さんが間取りを考えると細かく仕切りすぎる傾向があります。
あまり細かい部屋をたくさん作らないほうが良いです。
壁が多いと、耐力壁をその壁に配置し、将来撤去してリフォームするのが大変になったりするからです。
家事に関しては住宅の労働部分なので動線を考えなければなりません。
2階以上の奥のほうに台所があったりすると買い物して帰った時も大変ですし、ゴミ出しも苦労します。
その作業空間と洗濯、物干しなども効率よく動けることを考えたほうが良いです。
ご主人の勢力が強すぎる家は 主婦には使いにくいだろうな~ と思うことがあります。
ま、慣れですが。
我が家の敷地から、次は3階建てでしょうけど、1階は生活空間、2階はすべてアトリエ、3階は寝室。
3階は一部寝室になるでしょうから残りはルーフバルコニーで、庭の取れないところをカバー。
隣家は一部3階なのでその部分は目線を遮る腰壁。
住宅密集地ですけど、東側、南側は道路なのでこちらに開く(開口の大きい物を設ける)。
西側のお隣はヘビースモーカーで、換気設備がこっちに向いているので開口をつけても高い位置のFIXとする。
玄関は北東側につけるのが、1階の南側に大きな開口を設けることができる。
カーポートを作るなら今バイクが入っている北側に設ける。
カーポートの上はキャンティになりますが、隣家側には壁を設ける。
換気に嫌悪感を感じることが多いので。
したがって1階はそのぶん狭くなる。
2階のアトリエからは作品を下ろす工夫をする。
カーポート側、玄関側に下ろすことが出来る大きな開口を設ける。
アトリエの採光は光が安定した北側トップライトを考え、作品制作のための流しを設ける。
将来、教室にしたりすることを考えるとトイレも設ける。
ダイニングキッチン洗面所、浴室、トイレは1階に設ける。
狭い敷地なので図面化しなくてもほぼ概要は解ると思います。
これを構造的に考えると今私が検査しているメーカーさんでは旭化成あたりが良いかも。
3階建て、大きな空間、耐震性などの条件。
エスキースくらいは書いておこうかな。