まんじりともしない夜を過ごし、1階の紫苑の寝部屋となっているDKの引き戸を開けました。
生きている気配なし、心配マックスでした。
部屋を見ると床にいっぱい吐いています。
紫苑はどこに?
部屋はシーンとしています。
床にはいない、テーブルにもいない。
どこだ?
彼が好きな食器棚の上の段ボールの爪とぎにいました。
ゆっくり顔をこちらに向けました。
大丈夫か!
倒れてなくて良かったと思いましたが、やはり弱っているようなので、彼の水入れに新しい水を満たして近くに置いてあげました。
でも水を飲もうとしません。
観察していると起き上がって食器棚から冷蔵庫、レンジ、電気釜と辿って床に降りて廊下に出て玄関マットに行って横になりました。
とりあえず大丈夫かなと思って床に吐いたものを片付け、マキタの掃除機で猫砂などを吸い取り、トイレのウンチを片付けて雑巾がけをしました。
何とかいつもと同じ様子。
紫苑の食器セットを洗って水、猫ミルク、チキンのやわらか煮込みの缶詰をあげたら食べに来ました。
やっとほっとしました。
でも、猫の救急本を見ると足元フラフラ、痙攣の場合は病院に行くのが手順。
しかし、昨日は祭日なので祭日明けに連れて行って一度見てもらわねばならないだろうなと思います。
幸い、歩いて行けるのでそうとう怖がると思いますけど行こうと思っています。
15年前、去勢手術の時に手の中でとてもおびえてプルプル震えていたことを思い出します。
それまで病院通いをしなくて良かったのはえらいです。
でも行ってややこしい病気でも見つかって、15歳なのにつらい治療になったらそれはそれでかわいそうだな~とも思います。
紫苑は9月で15歳、気を使う年齢になりました。
今は食欲もあり、元気で過ごしています。
私が腰かけているとひざの上に飛び乗ってくつろいでいます。
もう一度同じことが起こったら迷わず病院に連れて行きます。
キャリーバッグも用意しています。