最近は夜8時に解散、ちょっと電子ブックを読んでいるとすぐ眠くなります。
朝は4時前に目が覚め、4時に目覚ましにしているラジオが付いてニュースを聞いたら下に降りて家事の始まりです。
母の部屋の窓を開けて網戸にして冷風扇をつけて、仏壇のお茶と水の器を流しに持って行きます。
紫苑さんのトイレ掃除をして吐いていたらそれも片付けて掃除をします。
その途中、母に体温計と血圧計を渡して計測。

そうこうしている間に紫苑さんは朝のウンチをしますのでまた片付けます。
「 アワワワワ 」
と言う鳴き方をするときは注意、吐く前兆、これをややこしい場所(私の部屋とか階段、母の部屋)でやられるとロスタイムが大きいです。
お湯を沸かして、朝食を作りながら母の昼のお弁当も作ります。
その間に、私は何だかわからないようなもの(母のご飯に入れた余りとか、玉子焼きの切れ端とか)を食べています。
母が出てきて、洗濯機のスイッチを入れます。(これは母の役目にしています)
母の準備が終わったら朝食を出して、終わった食器から片付けます。
せっかちなので終わったらすぐ目の前から消えないといけないみたい。
ですから給仕のように待機しています。
終わったら朝の薬を出します。
昼と夜はテーブルのシートの下に置きます。

食事が終わったら、洗濯物を干して外の植物への水やり、道路の掃除(ゴミは99パーセント吸殻です)そしてゴミ出し。
ここまでで7時くらいになります。
それから仕事の準備になります。

補聴器が壊れると私の消耗はすざまじい事になります。
説明をしても聞こえないので母はパニックになり、慌てるのです。
新しくするものと同じ機種を借りているのですけど、前より使い方はやさしくなっているはずなのに慣れていないので 「 解らん 解らん 」
スイッチの入り切りが電池の出し入れになっただけなのに 「 解らん 解らん 」
夜外したとき説明するのですけど、 「 難しいな~ 」
と愚痴。
翌朝見るとちゃんと使っているのはどういう訳?

私、甘えられるようにできているのかも。
出来ることはしますけど、限界はあります。
もう何度も経験していますが、いつもやってくれる人がたまたましてくれないと、いつもしない人がたまたまやってあげるよりすごく悪者になるんですよね。
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介護の話、経験のない人には通じませんね。
まさに密室の格闘。
「 ブタ伝 第一章 1 」
介護をしなくて良い人は幸いです。
余計な労力を使わなくて済むからです。
介護をしなければならない人は幸いです。
介護する側の気持ちが解るからです。
介護しない人でも長く生きると介護される側になる確率は高いです。
介護する人はその気持ちを忘れないようにしましょう。
「 ブタ伝 第一章 2 」
人は生まれてすぐに一人で食べられません、立てません、考えられません。
人は老いると一人で食べられません、立てません、考えられません。
戻っていくだけ、
それが自然の事です、恐れることではありません。