「 若き日の自分に寄り添って 」
ある時、若いころの自分には歳を取った自分が寄り添っていたのだと気が付きます。
うれしいとき、悲しいとき、いつも自分に寄り添っていた自分がいる。
「 うれしくて良かったね 」
「 悲しまなくても良いよ 」
大事な時はいつも一人ではなかった、年老いた自分が見守っていたのだと気が付きます。
でも、その時は気が付きませんでした。
隣に自分がいたなんて。
きっと、今もいます。
隣に今よりずっと歳を取った私が、
「 良く頑張っているな 」
by ぶたころ

「 一人ぼっちのハト 」
いつも仲良く二羽で餌を食べに来ていたハトの一羽が、
大きな鳥に捕まりました。
いつも一緒だった餌場に一羽で来ます。
ある日、駐車場に二羽歩いていました。
新しいパートナーが見つかったのか?
ちょっとうれしくなりました。
でも翌日からまた一羽でした。
by ぶたころ

「 友達 」
朝、玄関を出て空を見上げると電線にスズメが騒ぎます。
「 餌を入れてくれるよ 」
そういっているのです。
門の上に置いたバードフィーダーに餌を入れてあげると、あわてんぼのスズメが飛んできて、
「 あ、まだいた 」
と戻って行きます。
植木に水をあげて、道路を掃除して、外の仕事を片付けて家に入るとみんな安心して食べに来るのです。
スズメたち、今の私の友達です。
by ぶたころ

