「 小さな季節 」
ささやかな我が家の鉢植えたちにも春が訪れ初夏へと向かっています。
小さなつつじの鉢には赤い花が幾つか咲き、門の上のモミジ、ムラサキシキブ、どんぐりの木、玄関脇のナンキンハゼ、は新緑になっています。
舗装の隙間にも小さな花が。
門のブロックとブロックの間にも黄色い花。
そんなところの小さな季節を見つけた時は、ちょっとうれしくなります。
道を歩いていて思わず前をアリが横切っているのを見つけてよけた時、小さな虫たちが道路にいて車の通らない部分に避難させた時、それに比べて子供の頃沢山の虫や生き物をおもちゃにしてしまった事を思い出してしまいます。
テレビで生きているものを目の前で調理して、例えば魚の頭をまな板の上で落とすのに、しっぽをばたばたさせてるのを見るととてもつらくなります。
それでいて人間は沢山の命をいただいて生きなければなりません。
矛盾の中で生きているのだなと思います。
子供の教育の為に鶏を捕まえて料理する、などと言う事がありますが、とても私にはできません。
勝手な話ですね。
冷凍庫には 牛肉コロッケ、豚の生姜焼き、和風から揚げ・・・・・・・・・。、
山桜の鉢植えがあったのですが、一度も花を付けず、それでも紅葉はそれなりに綺麗でした。
今年も若葉は出るかなと思いましたが、枯れていました。
昨日は暇でしたので鉢植えの雑草や枯れた枝の整理をしました。
ご飯の時、ニャンと一緒に食べられたら良いのですけど、食べる煮干しを数匹あげると喜んで食べます。
ささやかな接点。
ニャンもおもちゃを欲しがったりしたら買ってあげるのですが。
昨年のブログを見ると12日の午後母を車いすに乗せてお花見に行っています。
桜も菜の花もチューリップも大変綺麗でした。
それを思うと今年は花がみんな早いですね。
昨年、たくさんの花を母に見せることが出来て良かったなと思います。
母の介護が大変になるころ紫苑さんが亡くなり、それから母の介護、母が亡くなるころからニャンがなつきはじめて今ではすっかり我が家の猫になっています。
命のつながりは不思議ですね。