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『受け入れの連鎖』と『赦す』ということから影響力は始まる!

2021年09月02日 | リーダー力

『受け入れの連鎖』と『赦す』ということ【宮越大樹コーチング動画】


    人口減少時代を生き残るプラットフォームビジネス。成功した企業の戦略とは - Morebiz
参考文献:ジョン・C・マクスウェル著『リーダーが志すべきこと」を教えよう』


『受け入れの連鎖』と『赦す』ということから影響力は始まる!

トヨタという、巨大企業の変革と、個人の心の中の僅かな動き、

2つの動画から見て取れる。

相反するどころか、まったく関係のなさそうな、2つの出来事ですが、

これは、双方向で影響しあう、たった1つの出来事です!

自分を赦す事、自分自身のことを受容する、受け入れることからはじめることが、

やがて、最終的には、大きな影響力を持つ事になります。

つまり、きわめてシンプルに表現すると、

『自分を赦す』⇒『変革を生み出す影響力』

という、法則のような形にたどり着きます!!

これだけでは、何のことだか、ほとんどの人には、理解していただけないと思うので、

すぐに理解したい方は、
今回紹介している、2つの動画を見ることをお勧めします。


          


『組織を導くものは?、マネージャー⇒リーダー⇔リーダー不要のフラットなAIで創造される組織』

ジョン・C・マクスウェルは、真の影響力は、権威からは生まれないと言っています!

それは、上下の階層を作ることからは、逃れられない、軍隊という組織にしても、

例外では、ありません。

「史記」の中で、漢の名将韓信は、趙軍20万との戦いで、かの有名な、「背水の陣」

を布きます。

僅か一万人、しかも寄せ集めの兵で、とても求心力があるとは、いえない状態での、戦いでした。

そこで、相手を油断させるためと、自軍の兵には、後がなく生き残るためには、

命がけで、戦うしかない状況を作り出すために、

兵法では愚策といわれていた、川を背にするという、戦法を選択したのでした。

しかし、それだけでは、この試みは成功しなかったでしょう。

もしも、韓信が後塵から指示を出すだけの、軍師であったなら、

僅かに一万人で、20万の兵に立ち向かう、勇気と、熱量は生まれたでしょうか?

しかし、韓信は、違った、兵たちのすぐ横に立ったのです。

先頭をきって、覚悟を決めて、死地に飛び込んでいく武将でもあったのです。

だから、それを見ていた兵も、逃げるわけには行かなくなった、

韓信という、同じ人間の覚悟をみて、自分たちも覚悟を決めて戦った。

戦術と、覚悟を見せて一瞬で関係性を創ったこと、

この二つがあったからこそ、韓信は、すばらしい影響力を発揮できたのです。


           


「マネージャとリーダーの違いとは何かご存知ですか?」

トヨタイムズの中で、豊田社長は、マネジメント層に望むこととして、

「Youの視点を持つ」

という事を、何度も力説しています。

部下、取引先、関連会社の方たちの視点に立って、

仕事をしていくと、マネジメントの言葉が変わっていきます。

マネジメントの言葉が、変わっていくと、現場の人間の言葉も変わっていく、

そしてその言葉を使う人たちの影響力、そこから変革が、生まれるのです。

ただ、気づいた方も多かったと思いますが、ちょっと違和感を感じたと思います。

このことは、一般的に言われる、管理職、マネージャーに望むことでも、かける言葉でも

ないです。

リーダーを育成するときに、リーダーにかける言葉であり、影響力を生み出すために必要な、

条件の一つになってきます。

ただ、あなた視点に立つことは、とても、高度なコミュニケーション手段で、

臨場感を持って、専門化があらゆる手段を駆使しても、完全に実現することは出来ません。

豊田社長は、どのレベルまでのことをおっしゃっているのかはわかりませんが、

完全にYouの視点に立つことは、たとえ豊田社長であっても、エスパーでない限り、

絶対に出来ません!単純な共感はただの思い込みに過ぎないので、注意が必要です。

でも、いつも、いつでも意識し続け、練習して、練習して、少しでも出来るように、

努力しつつけて行くことは間違いなくとても大切で、必要なことだと思います!!!!!(^_-)-☆

ところで、あなたは、マネージャーと、リーダーの違いってご存知ですか?

マネージャーは、組織のルールの中で、組織の目標達成のために、スタッフが十分力を発揮できるよう、

人材を教育したり、モチベーション、体調の管理をしたり、人員を配置したり、肯定や、日程、などを

管理する役割のことで、さまざまな判断をする。

これに対して、リーダーは、誰も行った事もないし、知らない場所に、目的を見つけて、

フォロワーに同じ方向を向かせ、自分が先頭を切ってリードし、連れて行くという生き方で、

たとえ、自分以外のほかのメンバーが反対したとしても、経験と、知見と、直感を使って、決断をする

覚悟を持った人のことです。



変革はどこから生まれるのか?


変革は、影響力の連鎖から生まれる!


影響力の連鎖は、リスペクトの連鎖とリスペクトする人の言葉から生まれる!

リスペクトの連鎖は、受け入れの連鎖から生まれる!

受け入れの連鎖は、自己受容、自分を赦すことから生まれる。

だから・・・

影響力を持つということは、自分を受け入れることから始まる!


     


Youの視点を持つ、ボスではなくリーダーになる。

トヨタイムズの中で、臨場感のある議論の現場を見ることができます。

トヨタが、抱えている問題は、大きな組織を抱えている、

すべての会社の問題だと思っています。

この動画の中で、当たり前のこととして、「挨拶ができていない」

という幹部社員の言葉が出てきます。

でも、挨拶が出来ることは、本当に当たり前なんでしょうか?

当たり前という言葉の中には、相手へのリスペクトは感じられません。

マネジメント、管理職というのは、人の上位、下位など、ひとの価値のことではない、ただの役割だと、

建前で言っていても、上下のコミュニケーションしか出来ない、

幹部社員サンしかいないのではないでしょうか?

部下に期待する、褒める、これらは、すべて上下、その中でも、上から、下へのコミュニケーションです。

先ほども述べたように、横のコミュニケーション、尊敬と信頼のコミュニケーションからしか、

影響力を生み出すことは出来ず、変革も生まれません!

もしも、Youの視点で、挨拶をしようとしたとき、それは、簡単なことでしょうか?

本当にすべての人が、元気よく大きな声で挨拶されることを望んでいるのでしょうか?

それは、あなたのただの思い込みではないでしょうか?

私が、気持ちよく、元気に挨拶しているのだから、

あなたも、元気よく挨拶を返さないとおかしいと思ったり、

自分は相手に、元気を届けていると、勝手に価値観を押し付けた挨拶になってはいないでしょうか?

あなたは、相手の表情、目線、顔の角度、歩を進めるスピード、

歩幅、足取りの力強さ、笑顔、複数人数で談笑しているかなど、

You視点で挨拶をするために、ちょっとでも、相手の情報を得ようと努力しましたか?

当たり前と言っていた挨拶が、You視点を持って挨拶をしようと考えたときに、

とっても高度で、難しいことに思えたのではないでしょうか?

リアルで、大変興味深い動画になっているので、興味のある人は、

ぜひ、立ち寄って、YouTubeから視聴してみてください。


指定席を立った社長 管理職と向き合う トヨタ春交渉2020 第1回


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      代表  石川 保幸

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