☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

桜花賞の法則

2011-04-04 00:49:08 | 牝馬の法則
レーヴディソールの相手探しから一転、勝馬探しから始めなければならなくなった今年の桜花賞。だが、よくよく考えてみればれーヴの相手で悩むのも勝馬で悩むのも、結局、思考回路は同じ。
■血統傾向■

95年以降を掲載しているが、参考にすべきは外回りとなった07年以降の傾向。こうやってみると近年はダスカ、ウオッカ、ブエナ、アパパネといった牝馬の当たり年だということがよくわかる。返す返すレーヴの戦線離脱は残念でならない。

昨年こそSS系を父にも母父にも持たない馬が1~3着を独占したが、07年~09年ではSS系は必須血統であった。SS系を持っていなかったのは07年2着のウオッカ、08年3着のソーマジックの2頭のみである。

■コース傾向■

ここもSS系中心。



大阪杯の法則4【結果】

2011-04-04 00:48:19 | 阪神の法則
アテにならないG1馬よりも、もっと信頼できるのが1番人気の馬。
■3着以内馬の人気■

<人気別成績>*( )内、勝率・連帯率・複勝率の順
1番人気:10-2- 1-  2(66.7%・80.0%・86.7%)
2番人気: 0-2- 3- 10( 0.0%・13.3%・33.3%)
3番人気: 3-3- 1-  8(20.0%・40.0%・46.7%)
その他 : 2-8-10-113( 1.5%・ 7.5%・15.0%)

1番人気で馬券圏外に飛んだのは、01年テイエムオペラオー(4着)と06年ローゼンクロイツ(5着)の2頭のみ。現時点での1番人気は、4頭のG1馬を押しのけて、G1はおろか重賞未勝利のヒルノダムール。G1勝利実績のない馬が1番人気に推されたときの成績は【6-1-0-1/8】で、勝率75.0%となる。また、重賞未勝利の馬が1番人気に推された1着になったのは、96年タイキブリザード、00年メイショウオウドウ、02年サンライズペガサスの3頭。

■コース傾向■

傾向に変化は無く、従来通りのSS系とグレイソブリン系。

◎ ⑧ヒルノダムール…マンハッタンカフェ×カーリアン
勝ち切れないのが気になるが、素直に1番人気を信頼。

○ ⑮エイシンフラッシュ…キングズベスト×プラティニ
血統傾向、コース傾向には合致しないが、何と言っても最強世代のダービー馬に敬意を表して。

▲ ⑦ドリームジャーニー…ステイゴールド×メジロマックイーン
小回り成績8-3-2-5の典型的な小回り君。当該コースは2勝3着1回。

なお、残る2頭のG1馬だが、キャプテントゥーレは先述のとおり、今回は負けパターンに当て嵌まり(馬体重はまだわからないが)、ダノンシャンティは距離不安、小回り実績がないことから切る。また、最強世代の遅れてきた素質馬リディルだが、大阪杯の血統傾向からはイチオシであるが、ダノン同様に良績は外回りに集中していることから切った。


【結果】
ダノンシャンティ、キャプテントゥーレを見切ったまではよかったものの、◎と○で出来上がりと思いきや、間に1000万を買ったばかりの無印・ダークシャドウに突っ込まれたら話にならない。あわや福永の重賞3連勝か?と思ったが、そこまで世の中甘くはなかった。にしても、今週の福永はレーヴディソールの骨折の鬱憤を晴らすかのような大活躍。振り返ってみれば、この馬も4歳。土曜日の日経賞に引き続き、最強世代を裏付けるかのように1着~3着を4歳馬が独占。また、本馬は大阪杯の一つ前の1600万にもW登録していたとは、こちらに回って大正解の結末。

■血統傾向更新■

大回りでこそと、見切ったダノンシャンティは4着。小回りのここで、あわやのシーンまで追い詰めるとは大したもの。イメージはディープスカイか。イギリスなどに行かずに国内に専念して安田、秋天、マイルCSならタダ貰いだろう。

また、負けパターンとして見切ったキャプテントゥーレ5着。パターン的には掲示板を外して貰いたかったが、馬体重は4566kgと勝ちパターンであったが、前走比は負けパターンの+4kg。次はどこに向かうのかは知らないが、次は馬体重を減らしていれば間違いなく勝ち負け。但し、小回りコース限定で。

■コース傾向■


=おしまい=




ダ卿CTの法則【結果】

2011-04-04 00:34:48 | 中山の法則
■血統傾向■

中山なら間違いなくパスするレース。

■コース傾向■

SS系が大活躍も、該当馬はたくさん出てくるだろうから、絞るのには一苦労しそうだ。

■データ傾向■

阪神開催なので、このデータが使えるかどうかはわからないが、いちおうということで。
<性齢>
4歳・5歳が中心。3着以内に入った牝馬は3頭のみ。

<人気>
1番人気(1-0-1)、2番人気(1-0-1)、3番人気(1-1-0)と上位人気には信頼が置けない。ここは思い切りよく大穴狙いが正解。1-2-4の二桁人気もよいが、3着が多いので三連系のお供まで。狙いはズバリ4勝を上げている7番人気だ。

<斤量>
最軽量は51kg、最重量は57.5kg。
53kg以下:1-2-0
54.0kg:2-4-4
55.0kg:1-0-2
56.0kg:3-2-1
56.5kg:0-0-1
57.0kg:1-1-1
57.5kg:1-0-0

ハンデ戦とはいいながら、極端な恵ハンデ馬ではなく通常の54~56kgの馬が活躍。
ちなみにトップハンデ馬は、1-0-1-11と大不振。
【トップハンデ馬の成績】
02年:56.0kg…トラストファイヤー10着(1人気)
03年:57.0kg…グラスワールド3着(2人気)
04年:57.0kg…ジョウテンブレーヴ4着(6人気)/エイシンチャンプ6着(3人気)
05年:57.5kg…ダイワメジャー1着(3人気)
06年:58.5kg…テレグノシス5着(6人気)
07年:57.5kg…ダンスインザモア7着(1人気)
08年:58.5kg…キングストレイル11着(2人気)/チョウサン15着(6人気)
09年:58.5kg…サイレントプライド9着(9人気)/マイネルレーニア14着(11人気)
10年:57.5kg…ファリダット16着(3人気)

登録段階でのトップハンデは59kgのショウワモダン。また、トップハンデではなくとも、57.5kg以上はダイワメジャーしか馬券対象になっていないことから、57.5kg以上をまとめて切る手もある。

<前走>
前走別では、東風S組を狙っていけばよかったのだが、今年は中山開催が中止となったので東風Sは行なわれていない。ただ、東風S組は、毎年数多く出走するので率としてはそれほどではないことも、また確か。
【前走別成績】

勝率№1は、前走G1組。今年の該当馬は前走フェブラリーS(7着)のライブコンサートと秋天(17着)のエイシンアポロンだが、ともに斤量が57.5kgなので捨て。
次位は前走東京新聞杯組だが、これは前出のショウワモダン以外では、カウアイレーンがいるが、牝馬というのが微妙なところ。
となると、狙いは前走1600万組となる。

★前走1600万組★
☆ スズジュピター(タニノギムレット×SS)…早春S(東京芝1800m)1着
☆ ストロングリターン(シンボリクリスエス×スマートストライク)…雲雀S(東京芝1400m)2着
☆ ブリッツェン(スペシャルウィーク×カーリアン)…武庫川S(阪神芝1600m)1着
3頭の中では、コース傾向に合致するブリッツェンが最有力。だが、問題は賞金的に出走できるかどうか?
出て来いブリッツェン!!

なお、東京新聞杯以外のG3組および中山記念組は、ヒモはあっても頭はないタイプ。


【更新】
賞金上位馬が軒並み回避したことにより、ブリッツェンが出走確定!!
◎ ③ブリッツェン…スペシャルウィーク×カーリアン

相手探し。
まず、トップハンデ59kgのショウワモダン、前日最終オッズで1~3番人気のキングストリート、ライブコンサート、ダンツホウテイを切って、穴から穴への大穴馬券のお膳立て。

小回りの中山芝1600mから一転、外回りの阪神芝1600mへ。最後の直線に坂があるのは変わらないが、大きな違いは何と言っても直線の長さ。イメージ的には外回りだからといっても、それほど長くないだろうと思ってしまいそうだが、実は阪神の外回りの最後の直線は、京都の外回り(約400m)よりも約70mほど長い470mなのだ。これは東京に次ぐ長さ。
長い直線があるコースのキモは、走破タイムよりも上り3Fの脚を重視すべし。

☆ ①スピリタス…タニノギムレット×ストームキャット
コース傾向には合致しない父BT系ではあるが、なんせこの馬は終いの脚が切れまくる。全22戦【5-8-3-6】のうち、上り3F順位【13-2-2-5】と、半分以上のレースで上り3F1位を決めている。中山ならば届かないが、阪神の外回りならキッチリと差し切れる。

あとはコース傾向に合致する馬をピックアップ。
☆ ⑧スズカサンバ…タキオン×キングマンボ
前開催ではあるが2勝2着1回をあげているアグネスタキオン。
本馬は、母父キングマンボというのも魅力。というのも、距離は違うものの本日の阪神外回りでは、6Rの芝2400mではキンカメ産駒が1着に入り、日経賞ではキンカメ産駒が1着、3着に入った。そして、続く中山牝馬Sでもキンカメ産駒が1着。
ならば、キンカメ産駒も押さえなければなるまい。
☆ ⑭コスモセンサー…キングカメハメハ×リヴリア

☆ ⑱コパノオーシャンズ…タキオン×トニービン
母父は、前開催を通じて活躍が目立つグレイソブリン系のトニービン。前述の中山牝馬S1着のレディアルバローサの母父はグレイソブリン系テハノランである。

☆ ⑯ショウナンカザン…ショウナンカンプ×ダイナマイトダディ
父は快速血統バクシンオーの直仔。そのバクシンオーは、先週2着、3着に入ったプリンスリーギフト系。

以上、6頭をイングリモングリとベタっとBOXで網をかけてみる。

【結果】
祝!ブリッツェン重賞初制覇!!
skaizerさん、おめでとうございます!
こちらは、ブリッツェン◎はよかったものの、色気を出し過ぎて馬連は全滅。でも、単勝2080円(8番人気)は美味しかったです。ありがとうございました。

■血統傾向更新■

今年は阪神開催であったが、勝ったブリッツェンの母父カーリアンをはじめとするニジンスキー系は、このレースと相性が好いことに気付いた。02年2着、05年3着のトレジャー(母父カーリアン)、04年3着ウインラディウス、09年1着タケミカヅチ(ともに母父マルゼンスキー)。

ブリッツェン◎の根拠は、コース傾向に合致していたこともあるが、前走1600万組であったこと。これで3-1-0-10となった。なお、先日掲載した表中の勝率の欄は計算式が間違ってました。が、勝率の順位は変わらないので、訂正は来年ということで。

最後に、阪神芝1600mで逃げて連勝を決めてブリッツェンのラップをおさらい。
<ブリッツェンのラップ>

前半1000mでちょうど1秒速くなっているのに対し、後半3Fは0.3秒しか遅くなっていない。あきらかに、前走の方が楽逃げで、今回は息が入りにくい流れであったことがわかる。おそらく次は安田記念。回りが逆になり、直線も約50m長くなる府中に舞台は変わるが、差しに構えるメンバー構成ならば、三度の逃げ残りは大いに有り得るはずだ。ヤネは引き続き大先生なのか?出来たら藤田にスイッチして欲しいが。

=おしまい=