『春天を勝つ馬こそが最強馬』を合言葉に、サラブレッド生産を続けてきた名門・メジロ牧場が解散とは、なんとも寂しい限り。
ライアン、ブライトの血も途絶え、マックの血も…と思ったが、そういえば冠はメジロではないが、マックの血を引き継ぐ者がいる。その名は白い逃亡者ホクトスルタンである。が、今年の春天には登録すらしていないし、近況が全く伝わってこない。なんとしてでも、G1を勝って種牡馬になってほしいものである。
メジロ牧場の解散ということで、早速、今年の春天登録馬の中にメジロの血が入っている馬はいないか?と探してみたが、残念ながら見当たらなかった。が、アサマ~ティターン~マックイーンと親子三代制覇を達成した源であるパーソロンの血を持つ馬が一頭いた。
☆ナムラクレセント…ヤマニンセラフィム×サクラショウリ
母父サクラショウリは、パーソロンの直仔で、マックの祖父アサマもまたパーソロンの直仔である。本馬が勝てば、物語として一番盛り上がるのだが。
■重賞実績から探る穴馬■
過去23年で3着以内に入った馬、延べ69頭のうち格を問わずに重賞勝利実績があったのは60頭。G1に出てくる以上、獲得賞金が上位でなければ出てこれないので、これは当然といえば当然のこと。
注目すべきは、残り9頭の方。9頭のうち8頭には重賞で2着の実績があり、重賞連対実績がなかったのは、昨年3着のメイショウドンタク1頭のみである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/d8/429da91e2f974e5ad9a4253dfe4f4ca7.png)
<重賞実績が最高2着の馬>
89年3着:ミスターシクレノン(16人気)…89年京都金杯、京都記念
91年2着:ミスターアダムス(7人気)…90年ステイヤーズS
98年2着:ステイゴールド(4人気)…98年ダイヤモンドS
00年2着:ラスカルスズカ(3人気)…00年阪神大賞典
05年3着:アイポッパー(4人気)…05阪神大賞典
06年2着:ストラタジェム(8人気)…06年日経賞
07年2着:エリモエクスパイア(11人気)…07年ダイヤモンドS
09年1着:マイネルキッツ(12人気)…09年日経賞
マイネルキッツを除けば、さすがに重賞勝利実績がないまま『最強』の証である『春天馬』の称号は名乗れないが、ご覧のとおり、該当馬は結構人気薄で馬券対象圏内に突っ込み、波乱の立役者となっているケースが多い。
☆ジャミール…ステイゴールド×サドラーズウェルズ
重賞実績は、10年阪神大賞典、函館記念2着、アルゼンチン共和国杯、ステイヤーズSでいずれも2着で、重賞実績【0-4-0-4】と、なかなか勝ち切れない。
血統的には、父は目下、勢いに乗るステイゴールド。母父のサドラーズウェルズは、00年、01年連覇のテイエムオペラオー、07年優勝、08年2着のメイショウサムソンの父、そして08年3着に入ったストラタジェムの母父(血統構成は本馬と同じSS(系)×サドラー系)と、ここ10年の春天と相性が非常に好い。
昨年は、1600万を卒業後、上がり馬の勢いでいきなりG2の阪神大賞典で2着に入り、本番では3番人気に推されるも7着敗退。今年は、大阪-ハンブルクカップを叩いてからの参戦。同レースでは8着に敗退しており、今年はそれほど人気にならないはず。叩き2戦目のここは、絶好の穴馬である。
ライアン、ブライトの血も途絶え、マックの血も…と思ったが、そういえば冠はメジロではないが、マックの血を引き継ぐ者がいる。その名は白い逃亡者ホクトスルタンである。が、今年の春天には登録すらしていないし、近況が全く伝わってこない。なんとしてでも、G1を勝って種牡馬になってほしいものである。
メジロ牧場の解散ということで、早速、今年の春天登録馬の中にメジロの血が入っている馬はいないか?と探してみたが、残念ながら見当たらなかった。が、アサマ~ティターン~マックイーンと親子三代制覇を達成した源であるパーソロンの血を持つ馬が一頭いた。
☆ナムラクレセント…ヤマニンセラフィム×サクラショウリ
母父サクラショウリは、パーソロンの直仔で、マックの祖父アサマもまたパーソロンの直仔である。本馬が勝てば、物語として一番盛り上がるのだが。
■重賞実績から探る穴馬■
過去23年で3着以内に入った馬、延べ69頭のうち格を問わずに重賞勝利実績があったのは60頭。G1に出てくる以上、獲得賞金が上位でなければ出てこれないので、これは当然といえば当然のこと。
注目すべきは、残り9頭の方。9頭のうち8頭には重賞で2着の実績があり、重賞連対実績がなかったのは、昨年3着のメイショウドンタク1頭のみである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/d8/429da91e2f974e5ad9a4253dfe4f4ca7.png)
<重賞実績が最高2着の馬>
89年3着:ミスターシクレノン(16人気)…89年京都金杯、京都記念
91年2着:ミスターアダムス(7人気)…90年ステイヤーズS
98年2着:ステイゴールド(4人気)…98年ダイヤモンドS
00年2着:ラスカルスズカ(3人気)…00年阪神大賞典
05年3着:アイポッパー(4人気)…05阪神大賞典
06年2着:ストラタジェム(8人気)…06年日経賞
07年2着:エリモエクスパイア(11人気)…07年ダイヤモンドS
09年1着:マイネルキッツ(12人気)…09年日経賞
マイネルキッツを除けば、さすがに重賞勝利実績がないまま『最強』の証である『春天馬』の称号は名乗れないが、ご覧のとおり、該当馬は結構人気薄で馬券対象圏内に突っ込み、波乱の立役者となっているケースが多い。
☆ジャミール…ステイゴールド×サドラーズウェルズ
重賞実績は、10年阪神大賞典、函館記念2着、アルゼンチン共和国杯、ステイヤーズSでいずれも2着で、重賞実績【0-4-0-4】と、なかなか勝ち切れない。
血統的には、父は目下、勢いに乗るステイゴールド。母父のサドラーズウェルズは、00年、01年連覇のテイエムオペラオー、07年優勝、08年2着のメイショウサムソンの父、そして08年3着に入ったストラタジェムの母父(血統構成は本馬と同じSS(系)×サドラー系)と、ここ10年の春天と相性が非常に好い。
昨年は、1600万を卒業後、上がり馬の勢いでいきなりG2の阪神大賞典で2着に入り、本番では3番人気に推されるも7着敗退。今年は、大阪-ハンブルクカップを叩いてからの参戦。同レースでは8着に敗退しており、今年はそれほど人気にならないはず。叩き2戦目のここは、絶好の穴馬である。